スピルバーグ監督『リンカーン』観賞。

スピルバーグの映画で最後に面白い作品を観たのはいつだろう。『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』はなかなかだったから、10年前か。

そもそもスピルバーグの社会派・シリアス系の映画って好きじゃない。『シンドラーのリスト』とか『プライベート・ライアン』とか。いかにもアメリカ人が好きそうな、分かりやすーい、二項対立的世界が受け入れられない。南北戦争の歴史的な意義にディープな理解がないから、なんとも言えないけれど、奴隷解放を進めるリンカーン率いる北軍が正義の味方で、対する南軍が悪者って感じしか受けなかった。

ダニエル・デイ・ルイスは作品を選ぶ役者なんだけど、ここでの演技は彼としては中庸。これでオスカーってのはどうなの?史上初の主演男優賞3度目ってのはちと甘いんじゃね?

やはりスピルバーグには、オスカーを意識しない娯楽作品を作ってほしいな。『レイダース』とか『ジュラシック・パーク』がスピルバーグの真骨頂でしょ。

★★★★ (4/10)

『リンカーン』予告編
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