初島 | “くまさん”の実験室

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【ことの始まり】パソコンの利用形態のひとつである「ブログ」の練習をしながら、日常気が付いたことや目に付いたものを載せて見たいと思って手探りで作り始めました。
以来10年以上も経ちました。お訪ねいただいた方々のコメントを力にこれからも続けようと思っています。

クマ 新幹線ができるよりもはるか以前から、東海道線の車窓から眺めていた「初島」に行く機会がありました。年に一回のクラス会です。熱海から25分、昨年就航の新造船「イルドバカンスプレミア」号で渡りました。よく晴れた空に風も穏やかな海面を滑るように、白波を後ろに引きながらの”航海”は快適でした。
上陸して、島の岩石を見学、海洋資料館の見学などした後、グループから離れて、足腰のチェックをしようと一人で島の一周を企てました。
小さな島なので一周約一時間、台地(海岸段丘)の上には豪華なリゾートホテルが広い敷地を占めていましたが、そこは横目で見て、ひたすら周囲の自然に目をやり歩きまわりました。
島には暖地性の植物が多く茂っていました。最高点にある小さな灯台に着いて、50段の螺旋階段を一気に登ると、島の周りに広がる青い海と、遠くに浮かぶ白い船の眺めが気持よくて、しばし時間がたつのを忘れてしまいました。
お昼に食べた取りたての魚(エビやイカ、キンメダイなど)の海鮮料理は、ホテルの料理よりも数倍の美味しさでした。