東北の山 | “くまさん”の実験室

“くまさん”の実験室

【ことの始まり】パソコンの利用形態のひとつである「ブログ」の練習をしながら、日常気が付いたことや目に付いたものを載せて見たいと思って手探りで作り始めました。
以来10年以上も経ちました。お訪ねいただいた方々のコメントを力にこれからも続けようと思っています。

年齢とともに行動力が低下してのネタ切れに加えて、早い時期からの異常な暑さでブログの更新が途切れていました。

7月の半ばに東北の山を回るバスツアーに参加した時の写真を元にまとめてみました。
東北地方は今年特に雨が多くて不安でしたが、幸運にも連日の梅雨空が途切れて晴れ間も見えるラッキーな3日間でした。高山植物を眺め、山の空気をいっぱい吸ってきました。温泉にもしっかりと浸かってきました。

最初は福島県の浄土平と吾妻小富士です。数年前にも行って、火口を一回りしましたが、今回はツアーなので短時間で降りてきました。
$“くまさん”の実験室-吾妻山(吾妻小富士)   $“くまさん”の実験室-吾妻山(吾妻小富士)  $“くまさん”の実験室-浄土平


続いて、宮城県の蔵王・お釜、霧に覆われていましたが、着いたとたん晴れ間が出て日も差す幸運でした。
$“くまさん”の実験室-蔵王岳・お釜

鳥海山は始めてで、若い頃は頂上まで登りたいと思っていましたが今ではむ無理、今回は8合目まで歩かずに行かれるというので楽しみにしていましたが、着いたら霧が多く、時々切れる間から少し見えました。
   
$“くまさん”の実験室-鳥海山8合目・登山口   $“くまさん”の実験室-鳥海山麓・獅子が鼻湧水 

月山は若い頃の思い出のある山で、一番行きたい所でした。
8合目の弥陀ヶ原湿原付近はやっと残雪(雪渓)が消えたところで、ミズバショウが咲いていました。
月山は20代の初めの夏に、1ヶ月あまり旅館に泊まって毎日沢から山へと歩き回りました。
秋にも行って残りの調査をしながらある日のこと、アケビやナメコを持ちきれないくらい採って旅館に帰ると、餅をついてご馳走してくれました。ナメコ餅とアケビの莢の炒めもの、ミズという名の山菜なども今だに覚えています。また夏の月山山頂で、雪渓の脇に数人でテントを張ってキャンプをしたことも思い出します。脇を流れていた水が朝起きてみると凍っていて、携帯燃料の火で氷を解かして米を研ぐという経験もしました。夜の焼酎のサイダー割りキャンプ。夜中にテントから抜け出して見た月山山頂の星空・・・、遠い昔の記憶ですが、忘れられない懐かしい楽しい思い出です。
8合目の弥陀ヶ原の湿原で高山植物をみて回る途中、昨日見えなかった鳥海山の姿がはっきりと見えました。

$“くまさん”の実験室-月山(八合目より)   $“くまさん”の実験室-月山弥陀ヶ原・雪解けにミズバショウ  $“くまさん”の実験室-月山弥陀ヶ原・雪解けにミズバショウ  $“くまさん”の実験室-ミズバショウ  $“くまさん”の実験室-月山から望む鳥海山