PSの実力/Private Stock McCarty 24 Tremolo @ Go West | 小さなギター屋さんBlog

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ありきたりな日常と独り言のブログです。



 

 

2007年にPRS工場にてオーダーして

 

 

2008年に完成した

 

 

マッカーティー24トレモロ。

 

 

このギターをオーダーした年と前後して

 

 

ハカランダの供給が

 

 

だんだん不安定になって来た事もあって

 

 

良質なハカランダや

 

 

サウスアメリカンマホガニーが

 

 

手に入る間に。。。と、

 

 

この年1回の訪問で10本

 

 

PSをオーダーしたのを覚えています。

 

 

 

 

ハカランダ指板

 

 

ピンクハート/14Kゴールドのイーグル

 

 

ピンクハートアバロンの細めの

 

 

ヘッドパーフリング

 

 

ハカランダのヘッド突き板

 

 

ハカランダのペグ

 

 

ハカランダのピンクハートパーフリングの

 

 

トラスロッドカバー

 

 

 

 

めっちゃ杢の詰まったハカランダ指板

 

 

24フレット仕様

 

 

14Kゴールド/ピンクハートアバロンのバーズインレイ

 

 

ピンクハートの指板のパーフリング

 

 

 

 

カーリーメイプルトップ

 

 

サウスアメリカンマホガニーのボディ

 

 

そして、ここが密かなポイント

 

 

カーリーメイプルネック

 

 

そして、とっても大事なポイント

 

 

ニトロセルロースラッカー塗装になっています。

 

 

*ちなみに、かつて多くのプライヴェートストックは

ポリフィニッシュで製作されていました=

 

 

ところでこのギター

 

 

完成から11年が経過して

 

 

音がさらに素晴らしいことに

 

 

なっています!!

 

 

そして、この仕様

 

 

マッカーティーでありながら

 

 

24フレット仕様の

 

 

ハカランダ指板/メイプルネック

 

 

さらにトレモロ仕様

 

 

このコンビネーションが

 

 

素晴らしく

 

 

ハマってくれました目

 

 

 

 

かつてから感じていることですが

 

 

もしも現代のエレキギターで

 

 

30〜40年後

 

 

「サウンド」という意味で

 

 

ヴィンテージギターとして

 

 

仲間入りできるポテンシャルのある

 

 

数少ないギターの一つが

 

 

ニトロセルロースラッカー塗装で製作された

*一部の例外を除いて=

 

 

プライヴェートストックだと

 

 

思っています。

 

 

p.s.

そんな今日のオススメは

12/10に来年の来日公演のチケットが発売されるとインフォメーションされた80年代ポップのユニットGo West「Go West」

エレクトリックポップ花盛りの時代のバンドですが、トッドラングレンにも通じる良質なポップ感覚とうねうねとドライブするベースサウンドと、ゲートドラム、そしてDCO(デジタルコントロールドオシレーター)のシンセサイザーサウンドが今となっては、作り物臭くて、逆に新鮮に聞こえるポップアルバムです=