都内の公園で丸一日掛けての撮影だったのですが、とにかく風が強い。
台風並に立っていられなく、ちょっと気を抜いたら、機材が倒れたり飛ばされたり。
そして、何よりも砂埃が尋常じゃない……
精密機械にとって水分も敵ですが、砂粒が入り込むと、損傷が起こるんですよね……
こんなに困難な気象条件はめったにないと言い切れます。
と、つらいお話ではありますが、いいこともあります。
こんな状況だからこそ、人は団結できるという側面です。
今回の制作は後輩が監督やカメラマンのメインスタッフになり、先輩がサブスタッフになることで、いろいろギクシャクしてしまっていることがありました。
撮影前日の深夜になっても相談の連絡が来るほど。
果たしてちゃんと撮影ができるのだろうかとの不安に襲われました。
が、当日になってみれば強風という共通の敵が現れたことで、学生が一致団結するという……、まあ、よくある話ですけどね(苦笑)
実際、プロの撮影現場でもよくあることです。
今回のことは彼らにとってとてもいい経験になったと思います。
でもこんな強風だけはそうそうめったにないです(笑)