こんにちは。がま口クリエイターの万莉です。
先日、ブログについたコメントから、今日は型紙について書きたいと思います。
型紙を半分に折って、ハサミで切ると、左右対照になっているはずが…ズレてる~という事もしばしば。
というコメントです。
がま口は左右を対象にしないと、閉めたときに歪んだ感じに仕上がります。
いろいろデンジャラス・ポイントはありますが・・・
最初の危険ポイントは型紙写し時の狂いです。
型紙を写す時に線が崩れたら、その後の作業をどんなに頑張っても無駄になってしまいます。
型紙写しと裁断は単調な業ですが、気を抜かず頑張りましょう~。
今日は私のやり方をご紹介します。
①型紙に厚紙を貼ります。
②中心線から半分の型紙を出来上がり線で切ります。
③生地に置き中心線と片側の出来上がり線を引きます。
④型紙を反対側に置きなおして、残り半分の線を引きます。
こうすれば、右と左は対象になります。
勿論、1枚ものが好きな方は好きな方法でやってください。
ただし、型紙を切り出すときにキッチリと左右対称に切り出しておかないといけません。
型紙をキチンと切ったつもりで手元が狂っていたりすると、それを写し取った線は全部対称にはなりませんので気をつけましょう。
私は出来上がり線で一旦、線を引いて後から縫い代を加算しますが、最初から出来上がり線で切り出して、ミシンのスケールで5mm内側を縫う方もいます。
だから、型紙はどちらのやり方でも使えるように、実線=出来上がり線。点線=縫い代込線になっています。
たまに、どちらの線を使えばいいですか?と質問が来るので書き添えて置きますね。