これも競馬だなぁ! | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

これも競馬だなぁ!

 先週は11頭の出走と、大攻勢をかけました。2頭が勝ちあがることができたのはモチロン嬉しいのですが、まだまだ物足りません!! また、馬場が悪く自分の力が出せない馬がいたり、レース展開が向いて好走する馬を見て、これも競馬だなぁって思いました。

 今回がデビュー戦となったスワニー(土曜日・中山1R・3歳未勝利)は6着。調教量が少し足りなかったという感もありましたが、次につながるレースはできたと思っています。

 2戦連続で3着となったシュヴァイツァー(土曜日・中山6R・3歳500万下)はレースの時計が速かったのもありますが、この馬自身本調子ではなかったかもしれません。それでもこのクラスはいつでも脱出できる力は見せてくれました。

 500万馬券を演出したヒシポラリス(土曜日・中山12R・4歳上1000万下)。展開がはまった面もありますが、1000万でも通用する力を確認できたのがよかったです。次走は準OPでのレースとなりますが、今の調子の良さを活かせれば好走も可能だと思っています。

 阪神に遠征したワールドコンパス(土曜日・阪神4R・3歳未勝利)は横綱相撲で1着。このレースが4戦目で、だいぶ、テンションも落ち着いてきていました。レースではモタれる面もあまり見せず、この内容なら上のクラスでも充分に戦えることを証明してくれました。

 スピードスクエア(日曜日・中山3R・3歳未勝利)は8着。体重がもう少し増えていると思っていたのですが、当日は前回と同じ馬体重。また、レースでは1800mを意識しすぎたのか、ちょっと後ろから行きすぎましたね。今回はこの馬の力を引き出せなかったのは残念でした。

 馬場に泣いたニシノベレーザ(日曜日・中山5R・3歳未勝利)は12着。飛びがキレイな馬で、レースでは道悪を気にしてノメッて走っていました。次走は良馬場で走らせてあげたいですね。

 急仕上げのリーサムニューエラ(日曜日・中山6R・3歳未勝利)ですが、結果は4着。追い切りの本数が足りなかった割には、及第点を挙げられるレース内容でした。叩いた上積みが感じとれますので、次走は走ってくれると思っています。

 大事に乗りすぎたマルターズスクープ(日曜日・中山8R・4歳上500)は3着。1800mという距離は全然問題なかったと思います。今回でこのクラスは勝ち上がりたかったのですが、この馬の力は見せてくれました。

 マラホフ(日曜日・中京2R・3歳未勝利)。当日はマイナス16キロと絞れており、自分も期待していたのですが、結果は11着。この馬にはダートが合わなかったみたいですね。次走は芝のレースを走らせてあげようと思っています。

 インディゴライト(日曜日・中京9R・4歳上500万下)は8着。スタートでの出遅れは正直、痛かった。久々の芝のレースで馬が戸惑ったのかなぁ。それでも上がり3Fはメンバー中最速を繰り出しているように、能力は見せてくれました。

 桜花賞の権利を獲りにいったパールシャドウ(日曜日・阪神11R・フィリーズレビュー)は11着。鞍上の岩田君には「前目の競馬」という指示を出しました。岩田君もそのつもりで乗ってくれたのですが、馬が鞍上の指示通りに動いてくれませんでした。ここ2戦の不利などが、馬の精神面に影響を与えたのかもしれません。今後についてはオーナーとも相談したのですが、精神的なダメージを払拭するため、放牧にだすつもりです。