3日間開催は楽しめましたか? | 手塚貴久オフィシャルブログ「Tezuka Style」Powered by Ameba

3日間開催は楽しめましたか?

 先週は変則3日間開催で、ファンの人みなさんは通常の週末以上に楽しめたのではないでしょうか。我が厩舎は月曜日に出走予定の馬がいなかったのでほぼ通常通りといった感じでした。それではさっそく先週のレース回顧に入りたいと思います。

 芝2戦目でガラッと変わってくれたインディゴライト(土曜日・札幌4R)は4着。どうやら短距離で後方から脚を伸ばすレースが一番合っていたみたいですね。ただ、オーナーの意向もあり地方競馬に移ることに。デビューが遅れ、なかなか芝のレースを使えなかったのが少し残念でしたが、地方で勝ち星を重ねてもし戻ってくるようなことがあれば、芝のレースで活躍させたいなんて想像しちゃいます。

 休み明けながら1番人気に推されたアポインテッドボブ(土曜日・中山10R・浦安特別)でしたが10着。スタートも決まりレース途中まではこの馬の競馬ができていましたが、勝ち馬に早めにこられ先頭を譲ってしまったところで、気性のモロさが出てしまいました。強引にでも主導権を主張していれば……。レース後の体調も変わりなく、1000万下のクラスでも十分戦えると思いますが、強引な競馬がいいのか、控える競馬を覚えさせるか今は思案中です。

 今回がデビュー戦となったマラホフ(日曜日・中山5R・新馬戦)は15着。気性が勝っているのかレースでは勝負どころで息が入りませんでした。ただ、スピードのあるところは見せてくれたので、これから経験を積んで競馬を覚えていけば、おのずと良い結果がついてくると思います。

 ダイイチアトム(日曜日・中山10R・レインボーS)は7着。休み明けを1回使い体調面は良化していました。ただ脚元を少し気にしていたのと、道中掛ってしまい、ハミを取ってしまったのが痛かった。状態は確実に良化していますので、次走については脚元と相談していきながら考えていこうと思っています。

 アイルラヴァゲイン(日曜日・中山11R・京成杯AH)は逃げた馬を追いかける形となってしまい13着。もう少し控える競馬をしていたら結果も違っていたかもしれません。また、馬自身に自信がないのか春の勢いが感じられず、ものたりない様に思えます。このような馬では決してないはずですので馬に自信をもたせるように調教していきます。次こそはいいレースを見せたいと思います!!