こんにちは。宇都宮にある左官店、手塚左官店のブログ担当、塗子(ぬこ)です
パインアメが最近、人気が再燃さいていますね。阪神が優勝したのがきっかけですが、今度は「のむパインアメ」が3月25日に発売されるんですって。あの甘酸っぱい味わいに乳酸菌が入って飲みやすいドリンクになっているそうで、ちょっとというかかなり気になります。スーパーやドラッグストアで販売されるそうです。楽しみですね♪
さて、皆さんのお家の壁紙はどんな素材を使ていますか?
日本の住宅のおよそ90%以上がビニールクロスを使っているそうです。
住宅の内装のほとんどがコストの安い塩化ビ二ールクロスを使っています。玄関からリビング、寝室にトイレなどビニールクロスが使われています。
言い換えれば私たちは大きな塩化ビニールの袋の中で生活しているみたいなものです
それに対し、欧米では10%以下しか使われていないそうです。
欧州では内装にビニールクロスを使うことは無くて、木やしっくいなどを使用したり、クロスでも紙もクロスを使用したりします。
ビニールクロスは手軽に貼れる反面、デメリットもあります。
ビニールクロスの壁は湿度の吸収・排出の呼吸をしないため、特に冬場は、結露が発生し、暖房でカビが発生します。 その発生したカビの胞子は、室内にただよい、喘息やアレルギーの原因となります。
熱分解すると、塩素やダイオキシンのような有害な有機塩素化合物のガスを大量に生成するため、もしもの火災時には非常に危険です。
塩化ビニール等の建材は土に還ることのない建材です。
土に還らないために、ダイオキシン対策のされた焼却炉で処理するために、長い年月が掛かってしまうそうです。
現代では『シックハウス』や『化学物質過敏症』など化学物質が原因でアレルギー症状を引き起こすことが増えています。
約5割の人が何らかのアレルギー症状があるといわれている今、住宅を含め私たちの周りの環境を見直す時なのかもしれません。
当社も「アレルギーと住宅を考える会」の栃木県支部として天然素材の住宅の良さをお伝えしています。
漆喰は、天然素材で壁に塗られ二酸化炭素を吸収すると、元の石灰岩の性質に戻っていくんですって。
約100年かけて一枚岩に戻るみたいに再石灰化するそうです。
原料となる石灰は、鉱物資源としては珍しく現在の日本での自給率は100%であり世界的にも高い品質を誇っているそうです。
そんな素敵な天然資源を壁材として使えるのはすごいことですよね
天然素材の「しっくい」は環境に優しいだけでなく、私たちの身体にも優しい素材です。
家全体の壁をしっくいにするのが理想的ですが、リビングや寝室だけでもしっくいの壁にするといいみたいです。
しっくいについて疑問や質問がございましたらお気軽に当社までお問合せくださいね