このブログに来ていただいた方、VIKINGにご興味のある方のために、

VIKINGの同人、維持会員のメディア(新聞、雑誌など)で取り上げられた情報を紹介していこうと思います(ま、要するに宣伝ですね)。

 

まずは第1弾!

20179月、宇江敏勝さん(VIKING同人)が『熊野木遣節』(新宿書房)を上梓されました。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20171218ddlk30040230000c.html

http://book.asahi.com/reviews/column/2017111900012.html

 

80歳でぶ厚い小説集を出版。

VIKINGでも、堂々4年連続横綱を張っておられます。

(「横綱」というのは、VIKINGの誌上で100枚以上ページを占有した「海賊」(同人、維持会員のことですね)に与えられる称号です)。

 

いままで何人もの猛者が3年連続横綱を目指し、

矢(気力)折れ、刀(ネタ)尽き、荒野のツユと消えて行ったというのに、

宇江さんは3年連続の横綱なんてことは、「なにそれ? ぼく知らないよ」

ってな感じで淡々と書き続けておられます。

 

それよりもっと重要なことがあります。

それは、宇江さんが紀伊半島、熊野の習俗を外部の視点から眺めて書いているのではなく、内部からの視点で小説化しているということです。

現在ではすでに失われ、人々の記憶からも消えていきつつある紀伊半島・熊野の生活が、宇江さんの民族伝奇小説シリーズには息づいている気がします。

ぜひ小説好きの方々に読んでみてほしいシリーズです。

 

最後に民族伝奇小説集のご紹介!(すべて新宿書房より)

『山人伝』2011.6

『幽鬼伝』2012.8

http://www.tokyo-np.co.jp/article/culture/doyou/CK2013092502100037.html

『鹿笛』2013.8

『鬼の哭く山』2014.9

http://www.sankei.com/region/news/140919/rgn1409190013-n1.html

『黄金色の夜』2015.10

http://www.sankei.com/region/news/151215/rgn1512150064-n1.html

『流れ施餓鬼』2016.9

https://mainichi.jp/articles/20160907/ddl/k30/040/507000c

https://www.bookbang.jp/review/article/519647

『熊野木遣節』2017.9

 

 

『現代詩手帖』の新人作品欄に投稿をはじめて3年ほどになりますが、

ようやく詩が掲載されるようになってきました。

 

現代詩手帖賞を決める、今年度(2017.6月号~2018.5月号)の投稿も、

11月号で折り返しを迎えました。

ぼく自身の結果を振り返ってみるとこんな感じです。

 

6月号 「涯」(入選:広瀬さん、選外佳作:岸田さん)

7月号 投稿せず

8月号 「噴出」(入選:広瀬さん)

9月号 「家」(入選:広瀬さん)

10月号 「海湾都市のフォークロア」

           (選外佳作:広瀬さん、岸田さん)

11月号 「ぼくを殺す歌」(入選:広瀬さん)

     「九つの偽散文詩 回転する環状列石」(落選)

 

よくがんばってますね~

全然取り上げて頂けなかった頃のことを思うと、

「ああ、確かに読まれているんだな」という、圧倒的な実感があります。

 

『現代詩手帖』に掲載されることで、未知の読者の方々にも詩がひらかれているという事実は、怖れと同時に非常な喜びでもあるということも知りました。

 

11月号の広瀬さん、岸田さんの対談合評で書かれているように、おふたりとも送られてくる詩と真剣に毎月向き合われているという熱を感じます。

その真剣勝負の場に飛び込んでいる幸運に感謝しながら、

来年1月号以降も投稿していきたいと思います。

 

毎月の選評もひそやかな愉しみで、刺激を受けながら読んでいます。

対談合評の「まだまだお行儀がいい」という広瀬さんの評は痛かった。

まさにその通りだからです。

 

ぼくの言葉のひとつひとつとその関係や詩の構成には、

「詩」という既成概念の手錠、足枷がかけられている。

自由でありたいと願いながら、まだまだ熱量も技術も足りていない。

ぼく自身の愚かさを肯定する力も。

 

俯瞰して意味を風景として無化するか、対象との距離をゼロにして実体に溺れるか──

などなどなどなど、方法はさまざま考えられますが、

これからの詩で、ぼくのいままでの詩の限界をどんどん破壊していきます。

自分の気持ちはどういうふうにも言ってしまうことができますが、

詩は冷徹にすべてを見ているでしょう。

 

だからこそ、

まずは書くこと。

ぼくが陥っている「個性」のなかで醸成されてきた言葉を紙の上で破裂させよう。

そして実際に詩を言葉のフォルムによって存在させようと思います。

 

VIKING70周年記念例会

テーマ:

VIKING70周年記念例会に出席してきます。

 

最近の例会は、土曜開催が慣例になっていたのですが、

今回は日曜しか会場が予約できなかったそうです。

で、日曜なら出席できるぼくの小説と雑記を載せてくれることに。

 

まさかの複数掲載、ありがたいかぎりです。

例会では、キビシイ言葉が飛ぶこともありますが、

出席者の意見をできるだけ吸収したいと思っています。

(やっつけられるんだろうな~)

 

そうだ! 70周年だからちょっとだけ、VIKING802号の紹介をしちゃいましょう。

他の方の作品は載せられないので、

ぼくの書いたものの冒頭部分をUPさせて頂きます(お試しですね)。

ご興味のある方、よろしかったら読んでみてください。

 

 

目次はこんな感じ。     伝統の黄色い表紙。

              錨のマーク。海賊、です。

 

「彫琢の人」追悼文です。すごいひとでした。

 

「逃げ水」変な小説!

 

「聴き手という装置」VIKING掲載の小説に対する批評?

 

メインの特別寄稿、800号雑記特集、

月村さんの評論、それに雑記の連載もあいかわらず充実!

あ~

10月8日(日)、阿倍野での例会が楽しみだな~

ではまた~