ニール【Neil】の1984年のアルバム『Neil's Heavy Concept Album』から『Hole In My Shore』を。ビートルズの『SGTペパーズ』風のカヴァー・アートも怪しくって雰囲気あるし。ついでに言えば裏ジャケはもっと『SGTペパーズ』している(って言うか、まんまだよね😯)。
そのシド・バレットのことを歌ったTVパーソナリティーズ【Television Personalities】。Rough Tradeから1978年にリリースされたデビュー・シングル『シド・バレットはどこ?』【I Know Where Syd Barrette Lives】を。少々、ノスタルジックなモノトーンのカヴァー・アートも可愛くて素敵だ。
ここで、いきなりニューヨークへ。ポール・サイモン【Paul Simon】の1975年の傑作アルバム『時の流れに』【Still Crazy After All These Years】から、スティーヴ・ガッドのとても繊細なドラム・ワークで始まる『恋人と別れる50の方法』【50 Ways To Leave Your Lover】。参加ミュージシャンはスティーヴ・ガッドの他、ジョン・トロペイ(g)、トニー・レヴィン(b)、ラルフ・マクドナルド(per)。そしてバッキング・ヴォーカルにパティ・オースティン、フィービー・スノウ、ヴァレリー・シンプソンと超豪華。秋の風に吹かれて。そんな「50の方法」を妄想してみるのもいいかも知れないホントカナァ。
イギリス生まれ。カナダのSSW、トニー・コジネク【Tony Kosinec】の1971年の、とてもナイーヴな名盤『Bad Girl Songs』から『I Use Her』。因みにプロデュースは1964年にポール・マッカートニーから提供された曲『愛なき世界』でデビューしたピーター&ゴードンのピーター・アッシャー(妹は当時、ポールの恋人だったジェーン・アッシャー)。
アシュリー・ハッチングス、サンディ・デニー、リチャード・トンプソン、イアン・マシューズらが在籍した偉大なるバンド、フェアポート・コンヴェンション【Fairport Convention】の1969年にリリースされたサード・アルバム『Unhalfbricking』から『時の流れを誰が知る』【Who Knows Where The Time Goes?】。数ある名盤の中でも特にアルバム・カヴァーが好きなのでこのアルバムを選んでみた。
フェアポート・コンヴェンションのヴォーカリストであり、トラッド・フォーク界を代表するシンガーのひとりでもあるサンディ・デニー【Sandy Denny】の1971年のアルバム『海と私のねじれたキャンドル』【The North Star Grassman And The Ravens】からタイトル曲を。因みに彼女は、レッド・ツェッペリンの名盤『Ⅳ』の『最後の戦い』【The Battle Of Evermore】にツェッペリン史上初めてオリジナル・アルバムにメンバー以外でクレジットされた。
男女混声によるフォークグループ、チューダー・ロッジ【Tudor Lodge】の1971年のアルバムから『It All Comes Back To Me』を。
夫婦デュオ、ゲイ&テリー・ウッズ【Gay & Terry Woods】の1975年のデビュー・アルバム『Backwoods』のオープニング曲『I Missed You』。ブリティッシュ・フォークには森がよく似合う。
キャサリン・ハウ【Catherine Howe】の1971年にリリースされたアルバム『What A Beautiful Place』から『It Cames With The Breeze』。彼女の美しい歌声は、その魅力的なカヴァーと共に、とてもイギリスらしい森や湖の雰囲気を柔らかく伝えてくれる。
🎨再びベン・ルイス・ジルズ【Ben Lewis Giles】のアート作品を。
ヒプノシスのデヴィッド・ファーガソンによるカヴァー・アート「水撒きジャケ」(撮影はオーブリー・パウエル。モデルの女の子はカテリーヌ・ミーハン)で人気が高いトゥリーズ【TREES】の1970年のアルバム『On The Shore』から『Polly On The Shore』を。紅一点の女性ヴォーカルはセリア・ハンフリーズ。フェアポート・コンヴェンション直系とも言える音楽はもちろん、その魅力的なカヴァーと、カヴァー写真の別ショット、そして裏ジャケも添えて。
フランスのトラッド・フォーク。エマニュエル・パルナン【Emmanuelle Parrenin】の1977年のアルバム『Maison Rose』からインストゥルメンタル曲『Ce Matin A Fremontel…』。
女性デュオ、Heaven & Earthの1973年のアルバム『Refuge』から『Jenny』。
ハープ奏者でもあるSSW、ジョアンナ・ニューサム【Joanna Newsom】の、そのイノセントな世界に衝撃を受けた2004年のデビュー・アルバム『The Milk - Eyed Mender』から『Bridges And Balloons』と『Sprout And The Bean』。改めて。凄い才能だったと思う。
🎨ジョアンナ・ニューサムの音楽に近いニュアンスを持っていると思うAnnie Marie Grgichのアート作品を。
フリート・フォクシーズ【Fleet Foxes】の2008年にリリースされたデビュー・アルバムから『Sun It Rises』。