山梨県のマッチングフェアに「業務用冷凍手打式生蕎麦」を展示しました。
個別商談のお話も入り、まずまず成果を残すことが出来ました。
皆様より
「手打蕎麦をお店で売るだけで我慢できないの?」
よく言われます。
決して現状の仕事に満足していないわけではないのですよ。
これは、蕎麦業界への恩返しなのです。
今、国産蕎麦の特徴をそのまま演出できる茹で時間の短い(30秒前後)手打蕎麦を製麺できる技術者は、後継者不足に悩み年々多くの職人が引退して先細りになっています。
そこで、市場では?
茹で時間の長いロール製麺されたほとんどが小麦粉の「蕎麦のようなもの」であふれています。
このような、蕎麦を製麺するには安価な外国産を使用して製麺することで十分です。
そうなりますと、先々では国内の蕎麦の生産量は下降してゆきます。
さらに、蕎麦本来の食味や香りは世の中から忘れ去られてゆくかもしれません。
何とかしないといけないので何年もかかってこの事業に取り組んでおります。
蕎麦は、製麺して打ち立てを注意して茹でて直ぐに召し上がらないといけない厄介な穀物です。
お米や小麦のように生活の身近な場所にある穀物でないからなおさら厄介なのです。
皆様のお知り合いで興味ある方がおられましたら是非!紹介してください。
生産者の皆様・農協の皆様・製粉会社の皆様達が一体となって頑張っております。
国からも、補助事業として採択していただき補助金を出して応援していただいております。
蕎麦文化を守る大事なプロジェクトなのです。
さて、マイナス18℃の蕎麦粉に手を突っ込んで!
今日もエエ蕎麦打ちます!