私のまわりには海外留学者が多数います

今の時代は当たり前でも

私達の世代では珍しかった

親から反対されて

自力でお金を貯めて海外で住む

これって凄い事だと思うんです

さっちゃんもその中の一人

130万貯めてパリへ

お金がなくなるまで半年

物価の高いパリじゃなかったら

もう少し居れたのにね

この時期に短期間だけど
 
アンミカとルームシェアしていたらしく

「すごくいい人」というさっちゃんお墨付き


ひろみはスペインのアンダルシアに三年

彼女も親の反対があり

自力でお金を貯めて行ったそう

スペイン人の彼氏の家に

同居させてもらっていたとか

今の時代と違って
 
通信手段はエアメールと国際電話

ご両親のご心配はいかばかりか

想像することはできません

そうそう。

私も留学経験者

だけど、居住地は兄の家

身内の家での居候留学だったので

親の心配はそれほどではなかったはず

私の場合は自ら望んでの留学ではなく

人生の軌道修正のためのもの

兄は身内だけれど

兄嫁は異国の他人

ただ、可愛い姪っ子1号の存在が

私のささくれた心を癒してくれた

言葉も満足に喋れない私でしたが

通う語学学校へはもちろん一人で

バス、電車、地下鉄を乗り継ぎ一時間

若さなのか怖くなかった

日本人など殆ど見かけることのない

スペインでの生活

もちろんホームシックにもなりました

友人達の手紙がどれ程嬉しかったか

特によしみちゃんは

三日と空けず
 
手紙をくれて私を励ましてくれました

この時の「恩」を私は一生忘れない


海外留学での一番の「悩み」は

ホストファミリー

これがホンマにくじ引きのようなもので

私の知っている中でも

「当たり」「大当たり」は殆どなく

「ハズレ」が多い。。。

友人の息子なんか18歳でオーストラリアへ

ホストマザーは40歳独身女性独り暮らし

私やったらこれを聞いた時点でチェンジやな

だけど

そちらのお宅にお世話になることになり

その後、事件が起きるんです

真実はわからない

だけど、その息子さんがホストマザーに

抱きついていったと言うんです

次の日学校に抗議に行ったホストマザー

学校からは

そんな悪い子は入学許可できない。と

なんじゃそりゃ!

仮にやってたとしても

いきなりそれはないんじゃない?

もし、やっていなかったら?

その息子さん

結局直ぐに日本に帰ってきたそう

その後、エージェントと裁判で争ったとか

裁判の行方は存じあげませんが

なんとも時間の無駄ですよね(((^^;)

ハズレなホストファミリー

短期なら我慢できても

長期なら拷問のような日々ですよね(TT)

ビジネスホストファミリーが増えるなか

ビジネスなら

ビジネスとして徹しろ。と思ってしまう

マミーさんの娘ちゃんも

色々大変な思いをされていますが

きっとそれをバネに

もっと成長するんじゃないかな

ホンマに強い子

うちの娘なら到底無理だと思います(((^^;)

今の時代は

SNSで繋がれる時代

そばにいるように会話ができるし

動画も見れて写真も即見れる

はたしてこれが良いのか悪いのか?

子供の辛い部分や悲しい部分を

目の当たりに見てしまう。。。

昔ならそれは想定内であり

想像の域であったけれど

今は親も全部受け止めてしまう

子供が辛かったら

自分の事以上に辛い思いをするのが親

見えなければ

見なければ

こんな辛い思いすることないのにね(TT)

マミーさんの心中お察しいたします

私の時代にSNSがあったら

多分うちの母親は

私を直ぐに連れ戻していたに違いない

「泣き言」言いたくても言えなかったのは

今となっては良かったのかもしれないと

ふと、思ったりするのでした