披露宴会場へ入り自分達の席に着席
広い会場に所狭しと円卓がズラーーーッと
250人の大宴会の始まりです
この時はまだ余裕の私
この後はずっとずっと緊張しっぱなし
ブツブツ、ブツブツ、と入念に練習
もっと前もってやっとけばいいのに
何事もギリギリでないとできない私
さっちゃんの隠し撮り。。。(笑)
そうなんです。
ワン子先生から
友人代表のスピーチを依頼されたのは
結婚式の日取りが決まった時
すぐに引き受けることはできませんでした
自信が無いのと
そんな晴れがましい事は私には荷が重い
お断りした後も
それとなくの打診。。。
迷っている私の背中を押してくれたのは
高田純子(さっちゃん)でした
「やりやー！」
「ワン子先生のために！」
「いい思い出になるよ！」
「私やったらやる！」
「テツコちゃんやったらできるって！」
と、熱く語り、最後は
知らんけど。。。な(笑)
そしてお引き受けした代表スピーチ
文章考えたのは3日前
文字に起こしたのは前日でした
250人の方々の前でのスピーチに
緊張しないわけはなく
さっちゃんは
「みんなカボチャやと思って見とき！」と
エールを送ってくれました(笑)
あ！ワンピースのリボンほどけてる(((^^;)
型通りの前置きを終え
スピーチを始めました
時折、新郎新婦の方を見ながら。。。
ワン子先生の涙が目に入り
私の声も震えました
最後までなんとか喋り終える事ができ
テーブルまで戻ると
ひろみが
「よー頑張ったな」
「良かったよ」
「上手やったよ」と。。。
スピーチを考えたとき
大阪弁混じりで喋るか
標準語で通すか
とても悩みました
新婦との間柄
新婦とのエピソード
新郎新婦への語りかけ
自分の気持ちを素直に
そして目上の方々が多い披露宴にて
自分自身歳相応のスピーチで
新婦にも誇らしく思ってもらえるように
私のスピーチ全文を備忘録として
綴らせて頂きます
Eさん、Mさん
本日はおめでとうございます
ご両家の皆様にも心よりお慶び申し上げます。
Mさんの友人でテツコと申します。
本日はこのような華やかな席にお招きいただきまして、ありがとうございます。
甚だ僭越ではございますが、
ひとことご挨拶させていただきたいと思います。
先ほど友人と申し上げましたが
わたくしとMさんとは
ご覧の通り歳の差がかなりございます
18才の年の差
下手をしたらわたくしが
Mさんを産んでいてもおかしくない年の差です。
その年の差を越えて
友人となったきっかけは
とあるスポーツジムでの出会いでした
誰よりも輝くMさんに
心を奪われ
いつもその姿を探してしまう日々
お友達になりたい！その一心でしたが
お声をかけさせて頂くまでに
一年もかかってしまいました
友人としてお付き合いさせて頂くようになり5年とまだ月日は浅いですが
今ではかけがえのない友人であり
娘のような存在となりました
ジム仲間としてスタートした私達ですが
元々身体能力が高く
努力家のMさんは
あっという間に資格を収得され
ヨガスタジオに就職されました
そのあとを追って私が入会したのは言うまでもなく
驚いたのは
私のように追いかけて入会した
ストーカーが何人もいたこと
それほど魅力的なM先生
新しいスタジオでも
大変な人気でレッスンは常に満席
数少ない男性会員も
M先生のレッスンの時には
ロッカーが足りなくなるほどでした
MさんがEさんとの結婚を期に
スタジオを退職されると決まった時には
皆さん本当に残念がっておられました
先ほどご媒酌人様からも
ご紹介がございましたが
Mさんのお腹には新しい命が宿っております
妊娠がわかってからも
ご自身の責任を果たすべく
体調の思わしくないときも、手を抜かず
笑顔でレッスンされるMさんに
心配が絶えませんでしたが
最後まで休むことなく全うされたこと
Mさんの芯の強さに
尊敬の念を抱くほどでした
お二人が交際をスタートされてからは
毎週Mさんにのろけ話を
聞かされていたわけですが
その顔がどんどん綺麗になっていくんですね
ただでさえ美しいのに
ますます美しくなって
Eさんの事を「とても尊敬できる人」だと
毎週、毎週、言うんです
毎週、それを聞いている私も
幸せな気持ちになりました
交際期間はそう長くないお二人ですが
間違いなく
「運命の赤い糸」で結ばれているのでしょう
若い時期の出会いではそれに気付かず
人生経験を積んだ後に
お互いがその糸をたぐりよせ
本日の善き日を迎えられたという
とても素晴らしい事だと思います
大阪と愛媛、距離は遠くなり
寂しくなりますが
その気持ちより
本日改めて
幸せそうなお二人を拝見して
嬉しい気持ちで一杯です
Mさん
私はいつまでもあなたの心の母であり
友でありたいと思っています
Eさん
私達のアイドルだったMさんを
世界で一番幸せにしてあげてください
末永くお幸せに
そう！ワン子先生のお腹には新しい命が🎵
妊娠の本当に初期の段階
あれは2月に食事に行ったとき
ワン子先生の異常な食欲
それだけでなく
私が持参した中華おこわを
帰宅後の深夜に殆ど平らげたと
ワン子先生からのLINEに
「できてんのちゃうの？」という
私の問いかけに
「できてるかもしれません」
次の日
「やっぱ、できてました❤️」
多分、彼氏より先に妊娠を教えてくれたはず
誰かに知っていてもらいたい。という
防衛本能のようなものがあったのかも？
それにしても
私のテンションが
一気に振り切ってしまったのは
言うまでもなく
だけど、
その日からハラハラドキドキ
決して楽なお仕事ではない
ホットヨガのインストラクター
身体を酷使するお仕事
体調を自分でコントロールしたワン子先生
「お見事！」という言葉しか見つかりません
凄まじいプロ根性見届けました
日に日に大きくなるお腹を
みんなが愛しいと思って
その誕生を待ちわびています
可愛いbabyに早く会いたいです☺️
