御先祖さま・・・
今日のお盆のお勤めは・・・
下上・菊川・上村・川崎・道源町・古川・戸田・夜市・・・
のお檀家さまに、お伺いさせていただきました。
わたくしが暮す山口県周南市でも、比較的に・・・のどかな地域です。
田んぼや畑が沢山あり・・・
お盆のお勤めも、3日目に入り、お伺いさせていただくお檀家さまの軒数も・・・
増えてまいりました。
これから、祥雲寺がある周南市(旧新南陽地区)のお盆のお勤めに、お伺いさせていただきますので・・・
毎日、30軒~40軒のお檀家さまのお宅に、お盆のお勤めに、お伺いさせていただきます。
周南市の上村の道路沿いにある木です。
柿の花 ゆきかふ人も なかりけり 山田みづえ
以前、紹介させていただきましたが、柿の新芽を、天ぷらにして、食べると、美味しいです。
これ、以外と知られていないんですよね
そして、柿は白い花を咲かせるの、御存じでしたか?
暑い夏に・・・秋に柿の実を結ばせようと・・・育っているの・・・御存じでしたか?
草食系干物和尚のわたくし
お檀家さまのお宅に、お伺いさせていただくと・・・
まず、庭先に何を植えられているか?拝見するのが、大好きです
結構、皆さん、実の成る木を植えられていますね~
百日紅(サルスベリ)も、植えられている方が、多いですね~
赤いもの・・・薄紅色のもの・・・白色のもの・・・
時間がある時、パソコンに向い・・・祥雲寺の全てのお檀家さまの御先祖さまの打ちこみを続けています。
今、ようやく、半分程、打ちこんだでしょうか?
各お檀家さまの御先祖さまと申しましても・・・古い家に、よっては、50近い御霊や御仏がおられます。
明治・大正・昭和・平成・・・よく聞きなれた年号以前の御霊の御供養を・・・
「檀信徒先祖代々」と省略し、お唱えするだけでなく・・・
お一人・お一人の御先祖さまの歩まれた人生や命を、お唱えさせていただきたくて・・・
「日牌表」というものを作成させていただいております。
祥雲寺が、出来て、350年が過ぎました。
わたくしの地域では、百年を境に、供養は、ほとんど、行われません。
百年のお勤めをされる御先祖さまは、ほんの一握り・・・
書物として、後の世に、伝えていただかせていただくと同時に・・・
記録と記憶を残し・・・
「和尚さん百年供養したから、位牌を処分してええじゃろう
位牌も増えたけ~
」
よく、お檀家さまに、相談を受けます。
「うちの家内の供養はするけど・・・先祖は、どうでもいい」
わたくしは、こうお伝えさせていただきます。
「奥さんが、亡くなったのは、悲しいですし・・・大切に、供養してまいりましょう。けれど、御先祖さまと纏めますが・・・そのお一人・お一人がおられるからこそ、奥さんを愛し、供養させていただく事が出来るんですよ~愛した人・愛する人だけを、供養させていただくのが、供養では、ないんですよ~
その命を、いただいた、全ての御先祖さまに、思いを馳せ・・・念じ・・・御先祖さまは、同じように、苦労し・・・いえ、わたくし共の苦しみ以上に、苦労され・・・命を授けてくださったかもしれません。」
お盆のお勤めに、お伺いさせていただいて・・・
わたくしは、「○○家先祖代々」と省略しないように、お勤めさせていただくようにしています。
わたくしの目に見える位牌の御戒名を、読経供養のお勤めの後に、お唱えさせていただきます。
○○○○居士・○○○○大姉・・・並びに○○家先祖代々諸々霊位と・・・
家の先祖として、省略するのではなく、御先祖お一人・お一人の御戒名をお唱えさせていただいて・・・
生きている人も・・・一人・一人違いますが・・・
お亡くなりになった御霊や御先祖さまも、みんな違いますが・・・
同じ命をいただいて・・・
曹洞宗梅花流詠讃歌 盂蘭盆会御和讃
瞼を閉じれば ありし日の
面影浮かぶ 御佛の
喜び迎えし 盂蘭盆会
命のつどい ありがたや
お盆のお勤めをお勤めさせていただいた後・・・
初七日のお勤めを、お勤めさせていただきました。
初七日の事を、仏教では、「初願忌(しょがんき)」と申します。
わたくしは、よく、お檀家さまに、お話させていただきます。
思いを持ち、願いや祈りを持つ事が、大切な事であると・・・
知らない事に、対しても・・・知らなかった事に対しても・・・
思いを持ち、受け止め・・・伝え、残し・・・
南無釈迦牟尼佛・・・
お花とふれあいのお寺
曹洞宗瑞龍山祥雲寺
山口県周南市平野2-7-26
℡0834-62-3922