2014年12月24日
「青春18きっぷ」のシーズンとなりましたが、今年は風雪の影響で列車ダイ
ヤが乱れ、なかなか行動へと動けませんでした。 ようやく落ち着いた天候
となってきましたので、一先ずは日帰りでのテツ旅へと向かいます。
日帰りとなると近隣の駅に限定されますので、来春北陸新幹線開業で、第
三セクター化される駅と既に開業した駅へと向かう事にします。
以前にも訪問している駅ですが、JR駅としては最後の訪問となるかもしれま
せん。
地元富山より北陸本線に乗車し、直江津駅より信越本線で長野駅方面へ
と向かいます。
長野駅の隣、北長野駅で下車します。 北陸新幹線開業後はしなの鉄道の駅となります。
片面と島式ホームを跨線橋で結んだ駅で、現在は回送用の高架線の下にある駅ですが
開業後は金沢駅行の新幹線が通過していきます。
駅の近くにはJR貨物のコンテナヤードもあり、留置している車両も見られます。
駅前には駐車場がありますが、駅前のスーパーマーケットの来客用となっています。 駅周
囲は商業施設も多く見られますが、駅裏は住宅地となっています。
委託駅員の駅員が配置され、みどりの窓口もある駅です。
新幹線開業後はしなの鉄道の駅となりますが、飯山線の列車も停車します。 但し、特例
措置がとられるかは不明なので、「青春18きっぷ」での訪問できなくなるかもしれません。
飯山線の十日町駅行の列車に乗車します。 通常はキハ110形成ですが、本日はの2両編
3両編成で運行しています。
飯山駅は、北陸新幹線の停車駅として開業しますが、在来線の飯山駅は11月に移転運用
を開始しています。 飯山線はJRとして残りますので、飯山駅はJR東日本が運用します。
在来線の飯山駅は島式ホームで北陸新幹線のホームとは交差する形です。
改札口は2階に位置していて、エレベーターが完備しています。 自動改札機の設置は無
いようです。 自動券売機が設置されみどりの窓口も運用されています。
新幹線用の改札口も2階に位置するようですが、現在は壁で閉ざされています。
1階部分はに観光案内所が開設しています。 その他の売店などの施設は未開業とな
っていますので、どの様に変化するかは不明です。
駅スタンプは以前使用されたものが改札口の横に設置されていますが、新しくスタンプ
駅名標は吊下げ式のものだけとなっています。
駅の周囲は新幹線開業へと向けて工事が進められていますが、旧飯山駅の駅舎は既に
解体され影も形も見られません。 ホームに設置されていた釣鐘も何処に移動したのかは
不明です。
戸狩野沢温泉駅で分割して折返してきた、キハ110形の2両の長野駅行に乗車します。
信越本線に入り三才駅で下車します。 相対式ホームを地下通路で結んだ駅です。
委託駅員の駅で広い待合室となっています。 この駅も北陸新幹線開業後はしなの鉄道
の駅となります。 三才駅は駅名のように三歳児の訪問する駅として知られています。
待合室には駅スタンプが設置されていました。 以前訪問した時には設置されていなかっ
たと思えます。 出札窓口の前には記念撮影用に駅長帽子が置かれています。
駅正面には記念撮影用の駅名標が設置されています。 駅名標の柱には身長が図れる
様に、メモリが刻んであります。 ホームに入らなくとも良い様に設置されたようです。
記念入場券は台紙付きで210円で販売しています。 大人140円と子供70円の硬券入
場券が付いていて、写真や記念スタンプが押せるようになっています。
現在はJR東日本の台紙となっていますが、しなの鉄道に移管されれば、台紙も変化する
でしょう。
車両は183系の妙高号です。 国鉄型の電車も北陸新幹線開業後は、運行されることは
無くなるのでしょうネ。
黒姫駅は信越本線の長野県最終駅となります。 北陸新幹線開業後はしなの鉄道の駅と
なります。 木造駅舎で、駅舎には時計とステンドグラスが飾られています。
島式と片面ホームを跨線橋で結んでいます。 ホームからは黒姫山もくっきりと見られます。
木を多用した出札窓口となっています。
待合室にはキオスクと駅そば店が入居しています。 しなの鉄道となった後はキオスクと
駅入口の駅名標は独特な文字で描かれています。
駅前には小林一茶の石碑があります。 黒姫駅のある信濃町には小林一茶が住んでい
黒姫駅の駅名標には観光用の駅名標が設置されていますが、しなの鉄道となった後には
残らないのでしょう。
再び、信越本線の直江津駅行に乗車します。
黒姫駅の隣、妙高高原駅で下車します。 妙高高原駅より新潟県に入りますので、北陸
新幹線開業後は、えちごトキめき鉄道となりますが、妙高高原駅でしなの鉄道との接続
駅となります。 島式と片面ホームを跨線橋で結んでいる駅で、コンクリートの平屋造りです。
駅の待合室は広く造られていて、みどりの窓口もあります。 雪の時期はスキー客で賑わっ
た駅だと思われますが、現在はスキー客などは見かけないです。 駅前にお土産品店が、
一軒ありますが、人通りも少なく寂しい駅前です。
直江津駅行きの列車に乗車します。 途中にはスイッチバックの駅一本木駅もあります。
現在は6両編成の車両がスイッチバックしていきますが、えちごトキめき鉄道となった後は
短い車両でのスイッチバックとなるので、醍醐味感が薄くなりますネ。
脇野田駅は北陸新幹線の上越妙高駅として開業しますが、在来線はえちごトキめき鉄道
の上越妙高駅となります。 新幹線駅舎が旧・駅舎と離れていたので、信越本線の路線を
変更して新幹線駅と接続しました。
新路線は10月より営業を開始していますので、今回新路線に乗車して脇野田駅に下車しま
した。 新幹線駅舎は上越妙高駅として表記されています。
駅正面は工事中で正面へ出ることは出来ませんが、駅裏は略完成しています。
信越本線は新幹線駅舎と並行に造られた島式ホームで、跨線橋で結んだ橋上駅です。
基本的には上下列車ともに1番ホームに停車し、列車交換が必要な時のみ2番ホームに停
自動改札機などの設置は無いようで、委託駅員が改札業務を切符販売を行っていますが、
クレジットカードの対応は行っていません。
跨線橋は自由通路として利用されているので、跨線橋内を自転車で通行している人も見ら
跨線橋の大きなガラスからは雪の妙高山の山並みなどが見渡せ、水墨画を見ているよう
です。 駅舎内も木材が多用されています。 新幹線の開業前なので利用者も少なく静か
な駅となっています。
えちごトキめき鉄道に移管されると上越妙高駅として駅名が変更されますので、この駅が
脇野田駅と名乗るのはあと3ヶ月余りとなっていますので、駅名標も貴重かもしれませんネ。
駅スタンプも駅事務所にありました。 新駅に移動したので、スタンプは新しいものに作り直
されているようですが、デザインは以前のものと同じようですが、この駅スタンプも残り僅か
の利用となるでしょう。
駅正面から見ると旧・脇野田駅は完全に解体さ
れていました。 道路が新設されるようなので、駅舎は邪魔だったようですネ。
「青春18きっぷ」の1日目は北陸新幹線関連駅巡りとなりました。 開業準
備も進んで、既に在来線が新駅を使用しているので、新幹線駅の雰囲気
も感じられました。 開業後は乗降客で賑わう駅なので、静かなローカル
駅を楽しめるのも残り僅かかもしれません。
今年の「青春18きっぷ」の今回の1日だけとなり、残りは来年となる予定です
が、明日からはチョット変わったフリー切符を利用しますので・・・
本日の駅そば
直江津駅に隣接している直江津庵で食しました。
大量の岩のりとゲソ天と生玉子が乗っています。 直江津駅の駅弁にも
ゲソ天が利用されていますので、直江津駅の名物駅そばとも言えます。


































