2014年8月28日
3日間の首都圏私鉄路線のテツ旅を終え、帰路へとつくことになります。
往路は「青春18きっぷ」を利用して、上越線経由で首都圏へと入りました
ので、帰路は「青春18きっぷ」を利用して中央本線を経由します。
早朝に都内を出発しますが、中央本線の下り列車なので車内は空いてい
ます。
山梨県へと入りますが、早朝なので上り列車への乗客が多いです。
四方津駅は山梨県に入り2ツ目の駅ですが、瓦葺の木造駅舎が残っています。
島式と片面ホームを跨線橋で結んでいます。 上りホームには多くの乗客が待っています。
駅員は委託駅員のようで出札業務は行わず、IC簡易改札機が設置されています。
駅名標はJR東日本仕様も設置されていますが、国鉄仕様もありました。
駅の周囲には小さな集落ですが、住宅地の割りには乗降客が多いです。 その理由は
駅のホームからも見られる建築物にあります。 中央本線に乗車し通過する度に気には
なっていた建物なので、一度は下車して確認したかった建物です。
四方津駅の正面から見られる山の上に「コモアしおつ」と言われるニュータウンがあります
が、山の上から四方津駅へ向かう短縮ルートとして「コモア・ブリッジ」が造られ、「コモアし
四方津駅の正面より「コモア・ブリッジ」へは連絡通路で結ばれています。 エスカレーター
とエレベーターが設置されています。 朝なのでエスカレーターは下りで運行していますが
上りなので、エレベーターに乗車します。 斜坑式のエレベーターは2機が交互に稼動する
ようです。約5分程で頂上へ移動できます。 エレベーター内にはTVが設置されていて、
移動地点をランプで案内しています。 途中で下車はできませんが、中間地点に非常用の
コモアしおつのニュータウンの入口にはスーパーマーケットや病院などが見られます。
7時頃に到着しましたが、東京方面の利用者は出勤時間には遅いので、利用者は多く
はないです。
「コモア・ブリッジ」は管理組合で維持・管理されていて、建屋にはジオラマも設置されて
います。 チナミに、深夜1時頃~早朝5時頃迄は運行されていはいませんが、四方津駅
四方津駅への帰りは下りエスカレーターに乗車します。 1本のエスカレータでは無く、4段
のエスカレーターで結ばれていて、約6分程で到着できました。
「コモア・ブリッジ」はコモンしおつの住民の方々の維持費で運用されていて、どなたでも
無料で利用できる施設となっています。 利用に当たっては住民の方々には迷惑とならな
い様に注意して利用してください。
大月駅を過ぎ、2ツ目の笹子駅で下車します。 島式ホームを地下通路で結んだ無人駅
ですが、IC簡易改札機が設置されています。
駅周囲は民家が集まっていますが、国道が通っていて自動車の通行音が大きいです。
笹子駅は元スイッチ・バック駅となっています。 下りホームと途中よりスイッチバックの
複数の引込線は昔の賑わった路線を感じます。
笹子駅には名物「笹子餅」の販売で知られていますが、昔は駅売もあったようですが、現在
は工場などで購入できるようですが、到着したのが早朝なので、購入することはできません
でした。
隣の初狩駅へと戻りました。 初狩駅は島式ホームを地下通路で結ばれています。
駅舎は瓦葺木造駅舎となっています。 駅前には駅前旅館なども見られる住宅地となって
います。
初狩駅にもIC簡易改札機が設置され、委託駅員は9時頃より業務を開始します。
初狩駅は元スイッチバックのレールに合わせて、JR東日本のバラスト用列車の出発駅
となっているので、構内には多くの引込線が見られます。
笹子駅の隣、甲斐大和駅で下車します。 島式と片面ホームが切り通し内にあり、跨線
橋で結んでいます。 駅舎は跨線橋と同位置の地上にあります。
IC簡易改札機が設置され、委託駅員が改札業務を行っています。
ホームには甲州鞍馬石を使用した灯篭のモニュメントが設置されています。
ホームには「武田家終えんの郷」の幕が貼られています。 駅の近くに武田勝頼一族が
自害した地となっています。
駅舎の裏側には「武田勝頼公之像」が建立さ
れています。
中央本線の山梨県内の駅を巡っています。 ダイヤも30分程の間隔で運行
しているので、駅巡りも順調に行えました。
特に、元スイッチバック駅が連続した区間などは少しゆっくりと見学したかっ
たのですが、当日は小雨が降る天候だったのがチョット残念でした。
この後も中央本線の駅を巡りましたが、続きは明日に・・・(^O^)
























