「スルッとKANSAI」のテツ旅 1日目 (南海・和歌山編) | テツ浪人の旅姿

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鉄道で全国を巡る記録です・・

[JR最長片道切符の旅 2010/10/20] [2度目のJR全線完乗 2014/01/01]               
(注)画像データは2011年以前のブログに関しては消去されています。

2013年10月7日

 

JR西日本乗り放題パス」を利用して大阪へと到着しました。

本日からは「スルッとKANSAI」3dayチケットを利用して、関西圏の私鉄路線

に乗車します。
テツ浪人の旅姿   自動改札機対応のチケットです

 

スルッとKANSAI」は大阪神戸京都奈良和歌山の私鉄電車、路線バ

スに乗車できるフリーきっぷです。(一部の路線は除く)

近畿圏外から事前にクーポンを購入する場合には、一年間して利用でき、

3日間の他に2日間用のチケットも販売しています。 3日間5000円2日

3800円となっていますので、乗り鉄には満足でき金額にもなっていま

す。 一般の観光客には少し割高な感じもしますが、観光施設などの割引特

典も付いているので、関西地区の広域を巡る観光客にはお勧めできる切符

です。

地元富山のコンビニでクーポンを購入し、大阪の鉄道会社の窓口でチケット

と交換します。

尚、近畿圏内ではも3日間用が発売していますが、購入期間は限定されて

いますので注意が必要です。

 

宿泊地からは地下鉄で移動を開始しますが、大阪市営地下鉄も「スルッと

KANSAI」が利用できますので、有効な開始となります。

 

本日は南海電鉄の本線を中心に乗車することにします。

関西圏の大手私鉄会社では、南海電鉄は全線に渡るフリー切符の販売を

行ってはいません。(一部狭い地区の発売はあります)

南海電鉄の全線乗車するには「スルッとKANSAI」を利用するのが一番お得

な方法だと思えます。


難波駅
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南海電本線並びに高野線の起点となるのが難波駅です。

難波駅の駅舎は内装などは改修されていますが、外観は古さを感じる駅舎です。

早朝なので難波駅前は人影は少なく静かな駅前となっています。

難波駅は関西の大手私鉄の特徴とも言える、9番ホーム迄並ぶ頭端式の大型ホームです。

ホームのLEDの大型時刻案内板は、本線用と高野線用に別れています。
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9番ホームには関西空港駅行の特急ラピートが停車しています。 全席指定となっています

ので、ホーム入口では指定席券の改札が行われています。

ラピートの運行開始当時は「鉄人28号」との話題になりましたが、現在は乗客も多くは無い

ので、乗車も楽になっています。 しかし、今でも独特な車体の形は鉄道好きにはたまらない

車両だと思えます。
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南海本線和歌山市駅へと向かいますが、特急サザンが運行開始前なので急行列車

乗車します。 ロングシートに車両片端がボックスシートになっています。

急行列車ならば、約1時間和歌山市駅に到着できます。
テツ浪人の旅姿  駅名標の駅名は「なんば」と平仮名で表記され

ていますが、正式には「難波」と漢字となっています。

ちなみに、大阪市営地下鉄は「なんば」と平仮名、近鉄は「大阪難波」、JRは「JR難波」と

難波駅正式駅名称は各社で異なります。

 

和歌山市駅
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南海本線の終点は和歌山市駅となります。 和歌山市駅へはJR紀勢本線に乗車して、

訪問しましたが、南海本線に乗車しての訪問はひさしぶりです。

和歌山市駅は高島屋なども入居する駅ビルにもなっています。 和歌山市中心街への最寄

駅にもなりますので、通勤・通学の乗降客も多いです。

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南海本線は島式と片面ホームを使用しています。 加太線JR紀勢本線は櫛形ホームの

片面のみを利用し、跨線橋で結んでいます。 車両基地も備えていますので、留置線には

多くの車両も停車しています。

 

和歌山港駅迄の一駅間は和歌山港線の支線となっています。

 

和歌山港駅
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和歌山港駅は島式ホームを盛土し、改札口迄は地下通路で結んでいます。

駅前は湾岸地区の工場地帯の雰囲気ですが、駅裏には住宅も見られます。

 

以前は和歌山港駅からは更に線路は、水軒駅迄伸びていました。 1994年水軒駅

乗車したことがありますが1日2往復の列車しか運行されていないので、折返し列車で直ぐ

戻ってきましたので、片面ホームだった記憶程度しか残っていません。

現在は、和歌山港駅のレールも水軒駅方面は完全に途切れています。 
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南海電鉄の駅名標には駅番号も振られています。 駅番号は支線に入ると、起点駅の

番号から小番号が振られています。

 

和歌山港駅は無人駅で、自動改札機も設置されています。 改札横に女性職員が立って

いますが、南海フェリー乗場の職員です。

南海電鉄から下車した乗客の全てフェリー乗場へと移動していきます。

和歌山港駅のダイヤは南海フェリーのダイヤに合わせて運行されていますので、フェリー

乗客用の駅と言えるでしょう。
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以前、大阪に住んでいた頃には、南海フェリーにも数度乗船したことがありますので、今回

フェリーには乗船せず、フェリー乗場の乗船窓口・待合室などを見ておきます。

待合室にはお土産品売場や軽食喫茶店などが入っています。

大阪から四国へと向かうには一番安価な方法で、南海電鉄南海フェリーを利用すると、

片道2000円徳島港へ行けます。 尚、フェリーの片道乗船運賃が2000円となっています

ので、鉄道運賃が割引されています。 2時間程で徳島港へと結ばれていますので、近畿

四国を結ぶ重要な航路と言えます。 高野山へのお遍路さんも利用されているようです。

 

和歌山港駅ホームからは入出航するフェリーの姿も見られます。 和歌山市駅へと戻ります。

  

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加太線の起点は隣の紀ノ川駅ですが、列車は全て和歌山市駅から出発していきます。

2230系の2両編成はロングシートです。車内は空いています。

  

紀ノ川駅
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加太線の起点、紀ノ川駅で下車します。 相対式ホームを跨線橋で結んでいます。

駅舎は駅事務所のみの小さな駅舎です。 駅前には遠足の小学生が列車を待っています。

駅の周囲は民家が多い住宅街となっています。
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紀ノ川駅のホームには本線加太線の両列車が停車します。駅の北側で、本線加太線

が分岐し、しばらくは複線となってていますが、直ぐに単線となります。

 

加太駅
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加太線の終点、加太駅迄乗車します。 古い木造駅舎で、近畿の駅百選にも選定されて

います。 和歌山県最西端駅にもなります。 駅前には喫茶店とお土産品店があります。

駅の周囲は山間地の駅ですが、海岸迄は徒歩10分程の場所なので、昔は海水浴の乗客で

賑わったようです。
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駅の改札前の1番ホームは頭端式ホームとなっていて、日中は折返し運行を行っています。
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2番ホームは片面ホームとなっていて、夜間留置用に使用されています。
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加太駅の駅名標には、国鉄仕様風の古いタイプと現行の南海電鉄のタイプの2種類が

設置されています。 南海電鉄も駅名標は統一化されていない駅も多いです。
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駅舎は古い木造駅舎ですが、自動改札機は設置されています。 待合室は小さく、ベンチが

設置されているだけです。 駅舎は開業当時のままとは言えないようですが、駅事務室の窓

は開業当時の「波打ちガラス」を使用しているようです。

 

本日は南海電鉄本線和歌山地区の駅を紹介しました。会社の名前の

を車窓で楽しめる路線です。

中でも加太駅には訪問して頂きたい駅だと思います。

明日は南海本線大阪地区を紹介したます。