庄川の鉄橋を渡ると高岡市に入っていきます。 橋を渡った六渡寺駅が
新湊港線と高岡軌道線の分岐駅となります。
デ7070形の黄色い車両にはエアコン設備が付いていませんので、窓は全開となっています。
車内には高岡市のゆるキャラ「利家くん」が乗っています。
相対式ホームの2面1線で、下りホーム側にのみ待合室があります。
待合室は万葉線の新しい待合室と同形のものです。
六渡寺駅より中伏木駅迄専用軌道ですが、吉久駅への途中からは併用軌道となります。
2009年に廃止された、「如意の渡し」の乗船場の最寄駅となっていました。駅ホームからも
船着場への道がついていましたが、現在はその名残は見当たりませんでした。
「如意の渡し」の船着場には小さな待合室がありましたが、現在は撤去されていました。
六渡寺駅で列車交換を行いますので、下り列車には万葉線では有名な「ネコ電車」が
入線します。 上り列車のコカコーラ塗装車両に乗車し、高岡市内へと向います。
高岡駅の一つ手前末広町駅は、相対式ホームの2面1線駅で、屋根のみの待合所の電停
です。 万葉線では1番新しいく、2008年開業です。 駅前は商店街のアーケード入口や
開業後一度訪問していますが、記録が残っていないりで、今回再訪しました。
高岡駅前駅迄は徒歩5分程です。
高岡駅前駅
高岡駅前には「ウイング・ウイング高岡」のビルがあります。 ビルの前には「ドラえもんの
散歩道」として、ドラえもん、のび太、しずかちゃんなどの像が並んでいます。
「ウイング・ウイング高岡」の3階には高岡市立図書館となっています。
高岡市出身の藤子・F・不二雄氏の作品が集められていて、特に「ドラえもん」コーナーには
「ドラえもん」コーナーは、富山大学の横山教授が全作品1345話を集めたものを、閲覧でき
ます。 第一話はを見ると、ドラえもんは竹コプターは使わずに空を飛んでいます。
単行本の第一話とは異なっているようなので、興味がある方は、高岡市立図書館に立寄って
JR高岡駅の駅前に、万葉線高岡駅前駅があります。 片面ホームに屋根のみの待合所の
駅です。JR高岡駅は橋上駅として略改装が終わっていますが、現在は駅ビルを改築して
高岡駅前駅より乗車するのは「ドラえもんトラム」です。昨年9月より運行開始し、1周年
となっています。 赤色のアイトラムをドラえもんの青色にラッピング車両です。
ヘッドマークがドラえもんの顔、ドアは「どこでもドア」となっています。
ドラえもんの窓の下には鈴も描かれています。
運転席の後ろには、ドラえもんとドラミちゃんの人形が乗っています。
車両連結部にはドラえもんの身長と同じ129.3cmの影が描かれています。
吊革にはドラえもんとドラミちゃんのポケットの飾りがついています。
天井には、のび太、ドラえもん、しずかちゃんなどが、竹コプターで飛んでいます。
「ドラえもんトラム」は子供には人気があるようで、車内では大喜びで乗車しています。
私が子供の頃から連載され、TVアニメされていた作品なので、子供の親やおばあちゃん
なども楽しそうに乗れる車両です。
JR高岡駅の氷見線・城端線からは「忍者ハットリくん列車」が運行し、
万葉線では「ドラえもんトラム」が運行していることで、高岡近辺では
藤子不二雄、両先生の作品によって楽しく乗車できる路線となっています。
今回は自家用車で、近くの駅迄向いましたので、電車では行けない場所へ向いました。
高岡駅より車で10分程の「おとぎの森公園」へ向いました。
公園の一角には、「ドラえもんの空地」としてマンガの一場面に描かれている土管の周りで
遊んでいる一同の像が設置されています。
今回は万葉線のプチテツ旅でしたが、「ドラえもん」の旅になってしまいま
した。ドラえもん一日フリーきっぷは残り2種類ありますので、機会があれ
ば再度ゆっくりと乗車したいとも思えました。



























