長野電鉄・屋代線 全駅訪問の詳細記です。
2011年3月13日
廃線予定が発表された、長野電鉄・屋代線に乗車記です。
長野電鉄の長野駅を始発に乗車し、屋代線の全駅の訪問を
1日で実施できます。興味がある方は、実施してみては・・・
JR長野駅の善光寺口を出て、右手に長野電鉄・長野駅の入口があります。
日の出前で、入口のシャッターは開いていませんでした。
長野駅の周囲には、
コンビニや
マック・
牛めし松屋がありますので、シャッターが
開くまで、ゆっくり待ちました。
購入される方のお支払いは、駅の窓口で・・・
切符は自動販売機で購入できますが、「長電フリー乗車券」は窓口で購入します。
料金は2260円です。 長電・長野駅から屋代駅までの片道料金が1130円なので、
往復料金相当となります。 2日間有効なので、長野電鉄を楽しむなら、お勧めです。
地下駅駅で、櫛型のホームで、3両の列車が停車可能となっています。
駅名標は、壁に埋めこまれているので、撮影には少し苦労します。
長野電鉄・普通列車8500系
元は東急で運行されていた車両です。 車内は全てロングシートです。
始発列車で、乗客は10名程度でした。
出発し、しばらくは、地下路線を走行します。 北信越地区では地下鉄と言える路線です。
(北陸鉄道は、北鉄金沢駅は地下ですが、隣の七ツ屋駅は地上駅なので???)
善光寺下駅をすぎると、地上へと出ます。
長野電鉄・屋代線との起点駅なので、乗換えます。
須坂駅は、2階建の駅舎で、駅改札は2階、1階には店舗となっています。
駅前には、ジャスコや商店街なども見えます。
須坂駅は、2ツの島式ホームがあり、須坂駅での折返し運転も行っています。
車両基地にもなっているので、ホームからは、長野電鉄の各車両を見ることができます。
特急1000系の「ゆけむり」の車両や、元特急の2000系列車も停車中
2000系列車は、3月27日のイベントを最後にで運行は終了するとの事です。
乗車したい方は、3月26日・27日のイベント には参加してください。
屋代線は、4番ホームでの折返し運転となります。 3番ホームは、長野駅行きの
上りホームからは乗換えが簡単ですが、湯田中駅行きの下りホーム(1番・2番)からは、
跨線橋渡たる必要となります。
屋代線は、3500系の2両編成です。 元は帝都高速(東京メトロ)の地下を走行していた
車両です。ワンマン運行なので、両替用料金器や整理券発券機が設置されています。
綿内駅は、相対式ホームで列車交換での待合わせも行われます。
駅舎は古い木造造りです。 駅舎内では、公文教室となっています。
駅の横には、広い駐車場が完備されていて、地区の「屋代線に乗車推進」の赤い旗が
立ててありました。
綿内駅 8時01分 発 須坂駅行
ワンマン列車ですが、全ドアが開きます。
そのために、整理券の発券も行われませんでした。
片面ホームで、駅舎も無い待合室のみの駅です。 ホームは一部板張りのホームと
なっています。 駅前には小さなお店がありますが、周囲は住宅地となっています。
井上駅 8時43分 発 須坂駅行
下り列車には時間があるので、一旦須坂駅に
戻ることにします。 車内には5名程度でした。
須坂駅 8時48分 着
再度、須坂駅をうろうろします。
須坂駅 9時25分 発 屋代駅行
長野駅行きの列車の乗換えを待って出発します。 乗換えの人は2~3名程度でした。
車内は10名以下の乗客です。
信濃川田駅 9時37分 着
相対式ホームに、古い木造駅舎。 綿内駅と同じような造りとなっています。
駅前には広いロータリーとなっています。
信濃川田駅 10時37分 発 須坂駅行
日曜日のためか、学生の乗客が多くなります。
片面ホームの待合室のみの駅です。 若穂駅の横には、高速道路の高架が見えます。
徒歩10分程で行ける「北野美術館」の案内パンフレットが設置してあります。
駅の周りには、JAや病院もありました。
若穂駅 11時15分 発 屋代駅行
駅名標は見え無くなってきています。
乗客の中には、ビデオやカメラを持った「テツ」と思える方が、何人か乗車しています。
廃線の状況を知って、休日は乗客が増えてくるのでしょうか?
金井山駅も片面ホームの待合室のみの駅です。 駅前は少し広場となっています。
近くに、風林火山の「山本勘助」の墓がありますが、、架空の人物との話もありますが?
金井山駅 12時17分 発 須坂駅行
駅名標は、木の枝で見えないです。
片面ホームの待合室のみの駅です。ホームからは、千曲川の堤防が見えます。
駅の周囲は小さな部落ですが、近くに「大室温泉まきばの湯」の施設があるので、
踏切を通行する車の量は多いです。
片面式ホームで待合室のみの駅です。 佐久間象山の象山神社の最寄駅ですが、徒歩で
10分程必要です。 駅の横には小さな道路ですが、交通量は多いので、下車される方は
車に注意しましょう。
象山口駅 13時45分 発 須坂駅行
待合室で列車を待っている時に、駅舎を撮影
する方が来ていました。自家用車で巡っているようですが、是非とも電車に乗車して
ほしいです。 鉄道は乗車して判る点が多いですヨ。
屋代線内では、ただひとつの有人駅です。 片面ホームと島式ホームに留置線もある
広い駅です。 駅舎も古い木造造りで、綿内駅・信濃川田駅と形が似ています。
駅前には「汽車ポッポ」の歌碑があります。
駅の裏には、松代(海津)城祉があります。 武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いや
江戸時代には、松代藩の真田氏の居城となった城址です。
松代駅からも徒歩で3分程で行けますので、列車の待合わせ時間で行けます。
松代駅の近くは観光地です。 池田満寿夫美術館や真田宝物館などもありますので、
列車の時間に合わせての観光も可能です。
松代駅 14時47分 発 屋代駅行
屋代駅へと向かう観光客の乗客が見えます。
後半に続きます。





























