松江を出発し、「米子駅」へと向かいました。米子駅は伯備線の特急の停車駅なので、広いホームです。ここからが境線の始発です。通常は0番(霊番)ホームからの出発なのですが、早朝の列車なので4番からの出発です。
ちなみに、境線には正式駅名の他に、妖怪名の駅名があります。米子駅は「ねずみ男駅」となっています。
[ねずみ男列車]も走っています。
途中で、「大篠津駅」別名-砂かけばばあ駅と「和田浜駅」別名駅-つちころび駅に立ち寄りました。[両方とも無人駅]
終着駅の「境港駅」別名-鬼太郎駅です。ホームに下りてから既に妖怪の雰囲気を漂わせている駅。ここから水木ロードを歩いて、[水木しげる記念館]へ向かいました。水木ロードには多数の妖怪像が並んでいます。朝ドラの影響で、子供だけでなく高齢の夫婦づれも多く見受けました。
境港駅を出発し、米子駅に戻り、山陰本線で鳥取方面へ向かいました。
途中「浜村駅」で下車しました。古い駅舎と駅前の足湯が有名な駅ですが、足湯は夏で暑いためか、温泉のお湯が入っていませんでした。
「鳥取駅」で下車したが、時間があるので、もう少し山陰本線に乗車する事としました。鳥取駅より浜坂駅行きに乗りました。途中「岩美(いわみ)駅」をすぎると、「東浜駅」まで日本海の海岸線が綺麗に見えきます。そしてトンネルを抜けると、「居組駅」の駅が見えてきます。
下車したのは、私ともう一人の女性だけ。上下別ホームと貨物引込用ホームもあり広い構内となっています。(今は一番ホームのみ使用)とうぜん無人駅ですが、木造の大きな駅舎。駅舎の前には、庭園池跡もあるので、昔は駅員が住んでいたのかもしれません。駅からは人家は見えず、駅には自動販売機も置いていないので、人のいる感じがまったくしない駅です。
周りからは車などの音が一切聞こえず、ただ聞こえるのはセミの泣き声。まだ明るい時間でしたが、日が落ちれば[妖怪]がでてきてもおかしくない駅でした。
「居組駅」では40分程ゆっくりと時間がすぎましたが、「浜坂駅」からの折り返しの鳥取駅行きの列車でもどりました。

