【オーストラリア ヴィクトリア】 ラザグレン・マスカット/チェンバーズ・ローズウッド | てつやのワインな日々

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飲んだワインの感想を割とマジメに書いてます。
山形市在住。
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JSA ワインエキスパート

ラザグレン・マスカット


チェンバーズ・ローズウッド・ヴィンヤード


こんばんは。

今日のワインは、オーストラリアの甘口酒精強化ワインです。


このワインは名前の通り、マスカット種が原料ですが造り方が独特です。


秋になってもブドウを収穫せずに、干しブドウに近い状態になるまで乾燥させます。

これによって果汁内の糖分比率が高まり、ドライレーズンのような香りが加わります。


しかし乾燥させている期間に雨が降ったら、すべてが台無しになってしまうというリスクも抱えています。


マスカットの香りがワインに抽出されるように、発酵はほとんど果皮に触れたまま行ない、醸造中にアルコールを添加することで発酵を止めて糖分を残します。





白ワイン生産者

チェンバーズ・ローズウッド・ヴィンヤーズ

Chambes Rosewood VIneyards


白ワインワイン名

ラザグレン・マスカット (375ml)

Rhutherglen Muscat


白ワインヴィンテージ

ノンヴィンテージ


白ワイン生産地

オーストラリア

ヴィクトリア州 Victoria

ラザグレン地区 Rhutherglen


白ワイン品種

マスカット Muscat 100%


白ワインアルコール度数

19%


白ワインテイスティング

中程度の琥珀色。

強い香りで、ドライフルーツ、キャラメル、コーヒー、マスカットの香り。

極甘口、高い酸味、強いフレーバーのミディアムボディ。長い後味。

濃密な甘さと凝縮された果実味、その奥に香るマスカットフレーバーが絶妙なバランス。ねっとりとしたなめらかな口あたり。後味に残るコーヒーのような苦みが良いアクセントになっています。


白ワイン評価

⭐️⭐️⭐️⭐️(18/20点)