こんばんは。
ようやく涼しくなったと思ったら、朝晩はすでに晩秋の趣。寒い。
ちょうど良いってのがないんだね。
今日のワインは、イタリア北東部の4回目、リパッソ・ヴァルポリチェッラ。
リパッソはヴェネト州の伝統的なワイン製法です。
前回飲んだヴァルポリチェッラを発酵させた後、ヴェネトを代表する赤ワインであるアマローネの搾りかすを、ヴァルポリチェッラの発酵容器に加えます。
アマローネの果皮についた酵母と糖分によって、再発酵が行われ、アマローネの成分がワインに染み込んでいきます。
通常ヴァルポリチェッラは軽めなワインですが、このリパッソを行なうとコクや複雑味が加わるので、けっこう人気みたいです。
(すみません、ブレてますね)
生産者
アレグリーニ
ワイン名
リパッソ・ヴァルポリチェッラ2020
生産地
イタリア ヴェネト州 ヴァルポリチェッラ・リパッソDOC
品種
コルヴィーナ・ヴァロネーゼ、ロンディネッラ
アルコール度数
13.5%
テイスティング
中程度のルビー色。
やや強い香り、レッドプラム、ブルーベリー、ブラックベリー、スモーク、コーヒー。
辛口、やや高い酸味、中程度だが粗いタンニン、ミディアムボディ。後味は中程度。
明らかに前回のヴァルポリチェッラより濃く、スモーキーでタンニンが多いです。悪くはないのですが、樽からのフレーバーが強い分、雑味を感じます。
評価
⭐️⭐️(良いけど平均的)


