こんばんは。
今日はアルザスシリーズの3回目です。
最終回の今回は、世界で最もアロマティックな白ワイン、ゲヴュルツトラミナールを飲んでいきます。
この長ったらしいゲルマン系の名前のブドウ品種は、なぜか北イタリアのトラミナーという品種が起源ですが、アルザスで花開きました。
ライチやバラ、ホワイトペッパーのアロマが強いです。
辛口好きのワタクシでも、この品種は甘口をチビチビ飲むのが好きです。
香りか強すぎるので、料理と一緒にというよりはワイン単体で飲む方が楽しめると思います。
シメだな
アルザスは白ワインが圧倒的に多いのですが、全体的にその品質はとても高く、雨が少ないことが幸いして、減農薬やオーガニックのワインが多いので、サステナブルな時代のトレンドにもフィットしていると思います。
生産者
メイエ・フォンネ
ワイン名
ゲヴュルツトラミナール・レゼルヴ 2017
生産地
フランス アルザス地方 アルザスAOC
ヴィンテージ
2017(グレートヴィンテージ)
品種
ゲヴュルツトラミナール100%
アルコール度数
13%
テイスティング
中程度のレモン色。
やや強い香りで、ライチ、バラ、ドライハーブ、ホワイトペッパー、ハチミツの香り。
半甘口、やや高い酸味のミディアムボディ。芳香なフレーバーとなめらかな口あたり。後味は長い。
典型的なアロマとスタイル、オイリーな質感とエキゾチックな風味が魅力的です。この品種は糖度が高くなりやすく、甘くてアルコールが高い重いだけのワインも少なくないのですが、このワインは抑制が効いていて、造り手の腕を感じます。
ポイント
92
次回からは夏向きワインの多いフランス ロワールです。
(でも番外編を挟む予定
)



