今夜のワインはボルドー | てつやのワインな日々

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飲んだワインの感想を割とマジメに書いてます。
山形市在住。
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JSA ワインエキスパート

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生産者
シャトー ブラーヌ カントナック Château Brane-Cantenac

ワイン名
シャトー ブラーヌ カントナック Château Brane-Cantenac 2004
(赤ワイン)

品種
カベルネ ソーヴィニヨン Cabernet Sauvignon 65%、メルロー Merlot 30%、カベルネ フラン Cabernet Franc 5%

生産地域
フランス ボルドー地方 マルゴー村

コメント
色はエッジに茶色のトーンが強く感じられる濃いガーネット色です。熟成を感じさせます。
香りはカシスや穏やかなミント、甘草の香りが広がり、スワリングすると下草の香りも感じられますが、樽のロースト香が全てをマスキングしています。
濃くて柔らかい味わい。まろやかで穏やかな酸味を濃厚な果実味が包んでいます。渋みはまろやかですが、ローストが強くて焦げ感が長い余韻で残ります。
樽の強いフレーバーは正直厳しいですが、濃くてまろやかな味わいは美味いです。

テイスティングポイント
⭐️⭐️☆☆☆

購入店・価格
京橋ワイン ¥5,680

プチうんちく 〈樽のロースト〉
赤ワインは発酵⇨熟成というプロセスで造られます。発酵する器は木樽やステンレスタンク、コンクリートタンクなどいろいろですが、熟成には木樽を使うことが多いようです。この樽を造る時の焼き具合(ロースト)がワインの味わいに相当な影響を与えます。焼きが強いと、そのフレーバーがそのままワインに移るわけです。なにせ、樽の中でワインと木はずっと接してるわけですから。
ワインの生産者は樽の発注時に焼きの注文も出すそうです。ミディアムライトとかスーパーライトとか。なんかステーキみたい(o^^o)