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前回の続きです。

 

試験が終わった翌日には一部解答が割れる問題もあったがほぼ模範解答が出揃い、私の得点は専門科目67点満点で55点前後取れていることが判明していたのでよっぽどのミス(マークのズレ等)がなければ合格はできると思っていた。

 

試験直前に家族がコロナに罹患し私が濃厚接触者になったことで事業所は休みのまま試験に行くことになったので、試験日以後は濃厚接触者も明けていたので試験が終わったら復帰する旨施設長の吉田には告げていた。

 

翌日復帰すると社長の板垣がまずやってきて、どうだったか聞かれたので、

 

「67点満点で55点くらいでした。例年の合格点を10点は上回っているので合格できるとは思いますがマークのミスなどもありうるのでまだ分かりません」

 

と答えた。続いて看護師の森には試験のことのほか体調面についても聞かれた。結局私はコロナに罹患しなかったこと、少々熱があっても試験会場には行くつもりだったことも話し、気分についても聞かれたので今は安定していると答えた。

 

合格発表は翌月15日(当時)である。約1か月以上先になるので、結果を待つことになるが他のスタッフや利用者にも試験がどうなったか聞かれたので合格できそうな見通しであることを話した。

どうしても結果を待つのは気分がそわそわしてしまう。事業所に通いながら、気を紛らせるために本を読んだりカラオケボックスに1人で入り歌うなどして過ごしていた。

 

社会福祉士の国家試験は平均して合格率は全体の約3割とされている。私は何としてでも一発で合格したかったので約半年かけて勉強していた。たまに1か月の勉強で合格したというコメントをする人がいるが全くゼロとは言わないまでもそんなに簡単に合格できるほど甘い試験ではない。参考までに1回目に合格できなかった人が再チャレンジになると2回目以降の合格率はさらに低くなる傾向に統計上なっている。

 

社会福祉士は名称独占の資格なので、試験に合格して登録しても「社会福祉士」を名乗れるだけである。それでも毎年約4万人の受験があって約1万人ずつ合格するので有資格者は全国で約29万人に上る。

 

最後に誤解があるといけないので書くが、「社会福祉士」と「社会福祉主事」とは全く異なる資格である。社会福祉士は持っているだけで社会福祉主事になれるが、逆の社会福祉主事だけでは社会福祉士の名前は使うことはできないので注意が必要である。

 

話は次回に続きます。