退職ほのめかす。 | てつさんのアスペルガー症候群奮闘記

てつさんのアスペルガー症候群奮闘記

私は35歳でアスペルガー症候群と診断されました。今までの生き難さがなぜなのか少しずつですが見えてきました。週1回、子の刻に更新されます。


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前回の続きです。

 

 前期昼休みパソコン練習をめぐる協議が不調に終わったことから私の体調は下降線をたどり、ひどいうつ状態に陥ったことは前回の原稿で書いた。意欲も低下しており、休日にも何をしていたのかも思い出せないほどである。

 

 体調が悪い中でも私は仕事に穴をあける訳にもいかなかったのでいつも通りに出勤はしていたが常時険しい表情で仕事していたようである。

 

 季節は夏にさしかかろうとしていたが、私の体調は一向に上向く気配は見られなかった。利用者の人たちとは分からないように接しているつもりだったが私の険しい表情を見抜いている人もいた。

 

 件のパソコン教室は月に2回予定通り開催されていたが、昼休みの練習を打ち切った久間さんはこの土曜日の教室にもあまり参加しないようになっていた。他の利用者の人たちには進捗状況に応じて異なるが基本的に全員タッチタイピングの練習を専用ソフトを用いて行うことから始めていた。

 

このソフトの難関で制限時間の3分以内に10字くらいの短い文章を10個入力できたらこのソフトは合格となりワードに進む。達成までに時間のかかる人には迷路をモンスターに捕まらないように単語を入力しながら進むパックマンのようなものや、フラッシュされた絵をフレーズ入力して絵を動かしながら絵の完成を目指す練習などがあったが、どちらもなかなか難しい。

 

ゲームのクリアよりもタイピングの速度を上げることなのでみんな少しずつ合格して次のワードに進める人も増えるようになってきた。

 

ただワードの操作にはある程度慣れている人も多かったので先に進んだ人にベタ打ちからあると聞かされた人は折角合格したのに次のステップに参加しない人もいた。

 

とりわけ久間さんはワードもかなりできるので、スピード入力練習をやってもらうことにしていた。ただ折角申込んでもすぐキャンセルするなど受講姿勢も安定しなかった。

 

私は体調がどん底の中でこのように仕事をしており1のことをするのに2以上のエネルギーを必要としていた。このままではいずれ自分のこころのエネルギーは枯渇してしまう。

 

7月中旬になると気分はどん底からは上向き始めたが、私のこころのエネルギーは危機的に少なくなっていた。そんなさなか、市役所から私が通所していた頃の内容の書類が届いたので、どうすればいいのか聞くついでに、私は宇賀のところへ行き、

 

「もう一度別の事業所(事業所名)で訓練をしたい」

 

と暗に退職をほのめかす発言をした。これに慌てた宇賀は私を相談室に連れて行き、

 

「てつさんさんはよく頑張ってくれていると思うよ。最近はずっと怖い顔して仕事していたから少し心配していたところだ」

 

「薬の量も以前より増加しています。採用時に障害者雇用で一定の配慮は頂けるという話だったはずですが・・」

 

 というやりとりになった後で宇賀は体調にも十分配慮するからここで退職せずもう少し頑張って見ないかという話になった。

 

 

話は次回に続きます。

 

 

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