今日の記事は いろいろなことを書くので ひっくるめて 安寧のために のテーマ。


相原こーじ という漫画家がいて こーじ苑 という漫画を描いてた人。

コージ苑 第一版/小学館

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ほんとうにくだらないし バブルのころの漫画だと思ったので 時代遅れなものです。


ですが、 この人の漫画で 面白かったのは 忍者マンガ ムジナです。

ムジナ(1) (ヤングサンデーコミックス)/小学館

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内容をざっくり書くと、 戦国時代 忍者の里に生きる主人公は 一家そろって


落ちこぼれだったんだけど、 実は 父親が 生き抜くために 落ちこぼれを演じていた


すごい人だったことを知り 自身も生き抜くため 必死に努力する というような感じ。


この漫画の中を読んで 現代と通じるところは 何かを思って読むと より楽しめます。


漫画の内容はさておき


平安時代の終わりに 武家が台頭してきたとき 公家たちは 武家が生意気なことを


言い始めるとは 思ってもみなかったのですが、


考えてみると 戦国の世で 武家が 暗躍していた忍びの者たちが生意気なことを


言い始めるとは 思いつきもしなかったでしょう。


事実はどうかわかりませんが、 公家から武家になったように


武家から忍びになったとしても 忍びの特性から 歴史にそのことが書かれることもない。


僕は そういうことは 実はありえるな と思ったりしてる口です。


江戸時代になって 忍びの需要が減り、 技術の伝承が断たれたようなことを言われてきましたが、


武家が武家ならではの力を持たなくなるにつれて 寝首をいつでもかける 忍びは


調子に乗ってやりたい放題できるのではなかったかと…。


武家の時代が 七百年続きましたが、 今は 忍びの世になって数百年、という。


長州の忍びが 明治維新を、 とか 他の人のブログでも書かれていますが、


ありえますね。 だいたい、 毛利氏のご先祖の 大江なにがしが、


後醍醐天皇の孫だかを 西国に連れて行った というのは かの吉川英治氏も 小説の中で書いています。


私本太平記(一) (吉川英治歴史時代文庫)/講談社

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ちょっと 引用が多いかな…。


ただ、 そういった忍びの世界だとか そういうことが 世の中が悪い 原因ではなくて、


たとえば、 国会では すぐに野党になった政党は 閣僚などを 金の問題で追求しますが、


本当に議論を進めなくてはならない 議題をほっぽり投げたりします。


そういう追求は大切だけど、 予算委員などで やることは 政策の主義主張で


主義主張をつらぬいて 潮目が変わるまで 網をはっていく というようにしないと、


国民は その部分だけ見ても 社会の運用をすすめるために 与党に投票しようという ことになります。


そのことは 今の与党が 野党の時も 変えなかったので 現代人の政治のお粗末さ加減が知れたものです。


同じ土俵にたって 仕合を挑むのは 確かに大変な場合もあるでしょうけど、


同じ国民の 声を後ろ盾に 野党も与党も 議論しているのです。



忍び と 武家、 武家 と 公家、 まったく持てるもの が違うのですが、


支配権 という タイトルを狙う意味では、同じ土俵にたっているのとは わけが違います。


民主主義とは なんて 今のところ 理想のシステムではありませんか。


金持ちが 貧乏人に 金で 女を奪い合う仕合を いどむのは ありそうな話ですが、


庶民も 同じように 何か仕合があると、 自分を優位にたたせ


逆に 相手が 優位になると 相手が 弱いものだとなおさら その者の土俵を奪ったりします。


平和など 支配権を争う世界では ありえない。


支配権が安定してくると 支配権を争うことのない世界を 支配者たちは考え出したりします。


民主主義が確立した世界に 歴史上存在した そうした知恵を 持ち出すと、 理想に近くなったりします。


それは 努力したぶんだけ 地位と権限を与え そして 序列化する。


しかし それは毎回 歴史上 世襲しはじめることで 世代が変わるころには 謀反の兆しとなっていくのです。


その繰り返し…。


努力した分だけ というのは、 たとえば、 「明徳を明らかにし」 という大学章句のことばからも読むことができるはず。


忍び(やくざ)の 支配が というか 忍びの世界に あこがれる日本人が多いのは、


どの世界でも 依怙贔屓やら 特権なり そういうものが横行しているからで、


子どものころから 明徳を明らかにして 徳を示し 徳を誉めて 徳により しっかりと


地位を与えれば 影で働くほど よい思いのできる 忍びの世界など 面白くもなんともないはず。


明徳に 対し 陰徳、 玄徳ともいいますけど、 そういうものは 積めば必ず 表ににじみ出てくるものなので、


明徳を明らかにすることが大事だと、 昔の人は言ったと思います。

古本大学/東枝吉兵衛

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あれ…

大学章句 でも探せるかも…。


最後に、


最近の新聞に 温暖化で 気温が世紀末には 4度以上あがる と言われていますが、


気候のことはともかく、わかりませんが、それを阻止する動きを ピックアップしていきます。



常温核融合の 開発とかを あきらめていない人もいるようだし、


荒田式個体核融合技術のサイトへのリンク


というか、


すごい動きが始まったようです。

動画は なんか そんなことを言っているらしいです。




そして


パラジウムだけでなく 酸化チタンによる温室効果ガス削減の 特許も


以前に出ているので、 科学への期待ひとしおです。


今後、 万能細胞 ならぬ 万能元素 とか 開発されたりして。 つぶされるかね。