=夏の大会後記=OBを減らすには? | ジュニアゴルフ アジアジュニアゴルフ協会 吉岡徹治オフィシャルブログ Powered by Ameba

=夏の大会後記=OBを減らすには?

「トラックマンデータで見えない数値」


 皆さんこんにちは!今週は、東京に戻ってきて夏の大会のまとめや秋の大会の準備を進めています。

 夏の間、たくさんのジュニア選手や若いプロの選手のデータも集めてきました。ちょっと気になるデータがあるので書いておきます。

 新潟の大会の時に、練習場にふらっと行ったら中学生の子が練習していました。井上プロの指導を受けていましたが、ドライバーが安定しないようです。

 黙ってみていたら声をかけられたので首を突っ込むことになりました。ちょうどメーカーのトラックマンがあったのでデータを見ていたら、打点やクラブ軌道などすべてうまく合わせても、球が右に滑ったり、引っかかったりします。

 なので、駐車所まで4Dモーションを取りに行ってさらに詳しく体の動きも調べてみました。





「男子では動画では見えないレベルの動きの誤差が影響する」


 4Dで詳しく測定すると、腕の回旋の遅れや、手首のコックの指導の遅れなどが目につきましたので、そこをアドバイスしてスイングを調整しました。

 ここまで、いつもの手順で、セオリー通りなのですが、今回は、さらにちょっときになる点がありました。

 腕の回旋や手首のコックを調整してもまだ、球が左右に滑るんですね・・・

 そういえばと関東大会のとき、軽井沢の練習ラウンドでカートに乗って自チームの選手のデータを測定した時のことを思い出しました。



 



 体の回転が浮き上がる場合に、軌道やインパクトのフェース面、腕の回旋などその他の条件が揃っても球がまとまらないことがあります。

 改めてボールが曲がらないタイプの選手の回転を調べると、彼らはインパクトでの浮き上がりが少ないのがわかります。
 
 逆にインパクトに向かって体が球に近づいているくらいですね・・・インパクトで体の浮き上がる選手とは、完全に動く方向が逆です。





「男子は個人ではなく専門家のアドバイスを受けながら・・・」



 また、インパクトで浮き上がる原因を調べると、浮き上がる選手郡は、みんなトップでも体が起き上がる選手が多いこともわかりました。

 トップで浮き上がって、ダウンスイングで一度ボールを打ちに行って沈み込んで、インパクト前にもう一度浮き上がるのですね・・・

 こういった動きは、動画や写真では写りにくく、センサーをつけて測定してアバターの動きを見てようやくわかる程度の浮き上がりや沈み込みの動きです。

 でも、男子のヘッドスピードになると、この動きでもボールの軌道に大きな影響を与えます。
 
 一方の女子のスイングスピードでは、あまり影響が出ないのかもしれません。

 

 私自身も個人ですべて選手のスイングチェックするのではなく、専門のコーチの意見も参考にして、アドバイスするようにしています。

 個人や家族で面倒を見きれる女子選手と違って、男子選手は、専門のコーチのアドバイスを受けながら練習すべきでしょう。

 経費をかけられるなら、いいコーチをつけて精度の高いショットを磨いたり、試合の経験値を上げてコースマネジメンや駆け引きから差別化を図った方がいいでしょう。

 かけられないなら、地道な努力と反復練習で、粘り強いショートゲームからゲームプランを組み立てた方がいいでしょう。
 
 OBさえ減らせば!スコアアップが望める選手は、一度細かく専門家の分析を受けてから練習計画を立てた方がいいでしょう。秋の練習の参考にしてください。

 私の自宅に泊まりきても近くに東京で一番大きな練習場があるので測定は可能です。また専門家を紹介しています。ご連絡くださいね!