石川遼が近況報告に来ました!
「スイングのこと、米国のPGAツアーで感じたことなど聞いてみました。」
皆さんこんにちは!先日、FB等でもお知らせしましたが、教え子の石川遼が久し
ぶりに自宅に挨拶に来てくれました。家に来た時も全く普段と変わりなく元気
そうでしたよ、みなさん安心してくださいね。
ニュース等でもしばらくトーナメントを離れる等の情報もあり心配されている人も
いるかと思いますので近況を報告しておきますね。
彼と自宅で会うのは本当に久しぶりで覚えていないくらいです、なので、2007年
当時の写真(15歳)を見せて「同じポーズで写真撮らせてくれよ。笑
ということで撮ったのがこの写真です。
24歳になる立派な青年ですね。あれから9年が経ちました。
今回のように長期に休むのは初めてのことですが、これまで休みなく走り
続けて短期間に前人未到のありえない実績を出したんだから、そろそろ
一度休んでケアしても良い時期ですね。
選手生活を考えたら、今後10年、20年とゴルフを続けていくためには、
必要な休息です。
詳細→腰痛の石川遼が1カ月間の戦線離脱へ プロ生活最長の療養か
「コースマネジメントはジョーダン、プレースタイルはファウラーか?」
久しぶりの話もPGAツアーの話や技術面の話がほとんどになりました。お互い
ゴルフが好きなんですね。
まずは、質問
-3年PGAツアーに行ってみてどうなのか?決してメンタルは弱くないのに、なぜ
海外で思うような成績につながらないのかな?
石川「んー、日本だとティーショットを曲げても、グリーンを外しても全然気に
ならないし、逆にそこからが見せ場だとワクワクするんですが、米国だとフェア
ウェイに置かなきゃって思ってしまって、楽しめていない、自分らしくない感じ
ですかね」
と微妙な感覚の違いを話していました。
-どうしてなんだろう?
石川「日本では、たくさんの人に注目されて期待されればされるほど、応えようと
する自分がいて、さらに喜んでもらえるプレーをしよう、と燃えるんですよ。
それが自分にとってモチベーションになってるのかもしれないですね」
石川「アメリカでも、もっと自分らしく楽しめるゴルフを追求していきます」
-たしかに遼は、目立ちたがり屋でサービス精神旺盛だからね!じゃあ、アメリカで
一緒に回って上手いと思う選手は?
石川「ジョーダン(スピース)はすごく頭がいい選手。コースの攻め方が上手い
選手の一人です。例えば右ドッグレッグでピン位置は右奥だったとすると、
そこから逆算してグリーンに乗せる場所はここ、そこに行くにはセカンドは
フェードでここ。じゃあ、セカンドをフェードで打つから、ティーショットも
フェードでここ、という具合に」
「あえてティーショットがドローでセカンドをフェードとかしないんですね。ティー
グラウンドからではなく、その日のピン位置やグリーンから逆に考えてプレーして
います」
-そうなんだ、その辺が一緒にプレーしていてすごい選手と感じるんだね。じゃあ
プレースタイルで好きな選手は?
石川「リッキー(ファウラー)ですね。攻撃的なスタイルは自分に似ています。
一緒に回っていても感心するくらいにショットも切れる。いい選手だと思います」
-マキロイは?
石川「とにかく身体能力が高い選手という印象ですね。自分は、マキロイのように
体を大きくしてパワフルなスタイルではなく、シャープでキレのあるプレースタ
イルを目指しているのでちょっとスタイルは違うんですが。」
「今のスイングに関しては、自分ではどう思っているの?」
-今のスイングに関しては、自分ではどう思っているの?
石川「日本シリーズの時にちょっとスイングを変えたらすごく良くなったんです。
米国でも今シーズンはティーショットが良かったし、期待もしていました。」
-具体的には?
石川「簡単にいうとアイアンとドライバーのスイングを変えてみました。今まで同じ
でないといけないと思っていたんだけど、自分の中では2つに分けて変えてみたら
良くなった。」
「確かに今まで両方が良かった日はなくて、どっちかいいとどちらかが悪かったり
してました。」
-技術的にはどんな点を気をつけてるの?
石川「アイアンよりもドライバーは、コックをためないで早めにクラブをリリース
して、感覚的には遠目から下ろす感じです。フェースのローテーションが抑えら
れて、フェース面が変わりにくくなって、インパクトゾーンが長くなて曲がり
にくくなります。」
-ぜんぜん違う?
石川「ギャラリーから見た目には多分変わりませんが、自分的にはぜんぜん違い
ます。」
-松山君に関しては?
石川「英樹(彼を呼ぶ時だけは唯一こう呼ぶ)も同じようにコックをためずに打って
いますね。ためない分だけ飛ばないんですが、フェース面を変えないので曲がら
ない。ものすごいスピードで回転しながらもこれをやれているのがすごいですね」
「飛ばそうと思えばもっと飛ぶのにそうしない。英樹は、米国でも自分のスタイル
でゴルフが出来ていると思います」
「これからのこと」
個人的には、国内で25勝を達成してからもう一度海外でもいいんじゃないかと
思っています。。24歳で13勝したんだから30歳までに25勝するとか?
いい目標になるんじゃなかな?
また、たまたまこの時期にというか、ラッキーというか。国内3年シード取って
いるので焦らず国内でもう一度やり直すか?もう一度米国にチャレンジするか?
考えてもいいかもしれませんね。
3年米国に行ってみて、これくらいのゴルフをやっていれば世界で戦える、という
のも見えて来たでしょうから日本にいても目標を持ってやっていける手応えは掴ん
でいいけると思います。。
なので、今は、すぐに決めずにゆっくり考えたらどうかな?
ということで これからに向けて今は石川遼も準備中ですので、ファンの皆さんも
もうしばらくお待ちくださいね!
詳細→石川遼「より腰を据えて米で戦える」3年シード獲得
★ 2016/4/29-5/8『河口湖ゴールデンウィークスプリングキャンプ 』参加者募集中!
アジアジュニアゴルフ協会のホームページ
2016アジアジュニアゴルフ協会のスケジュール
皆さんこんにちは!先日、FB等でもお知らせしましたが、教え子の石川遼が久し
ぶりに自宅に挨拶に来てくれました。家に来た時も全く普段と変わりなく元気
そうでしたよ、みなさん安心してくださいね。
ニュース等でもしばらくトーナメントを離れる等の情報もあり心配されている人も
いるかと思いますので近況を報告しておきますね。
彼と自宅で会うのは本当に久しぶりで覚えていないくらいです、なので、2007年
当時の写真(15歳)を見せて「同じポーズで写真撮らせてくれよ。笑
ということで撮ったのがこの写真です。
24歳になる立派な青年ですね。あれから9年が経ちました。
今回のように長期に休むのは初めてのことですが、これまで休みなく走り
続けて短期間に前人未到のありえない実績を出したんだから、そろそろ
一度休んでケアしても良い時期ですね。
選手生活を考えたら、今後10年、20年とゴルフを続けていくためには、
必要な休息です。
詳細→腰痛の石川遼が1カ月間の戦線離脱へ プロ生活最長の療養か
「コースマネジメントはジョーダン、プレースタイルはファウラーか?」
久しぶりの話もPGAツアーの話や技術面の話がほとんどになりました。お互い
ゴルフが好きなんですね。
まずは、質問
-3年PGAツアーに行ってみてどうなのか?決してメンタルは弱くないのに、なぜ
海外で思うような成績につながらないのかな?
石川「んー、日本だとティーショットを曲げても、グリーンを外しても全然気に
ならないし、逆にそこからが見せ場だとワクワクするんですが、米国だとフェア
ウェイに置かなきゃって思ってしまって、楽しめていない、自分らしくない感じ
ですかね」
と微妙な感覚の違いを話していました。
-どうしてなんだろう?
石川「日本では、たくさんの人に注目されて期待されればされるほど、応えようと
する自分がいて、さらに喜んでもらえるプレーをしよう、と燃えるんですよ。
それが自分にとってモチベーションになってるのかもしれないですね」
石川「アメリカでも、もっと自分らしく楽しめるゴルフを追求していきます」
-たしかに遼は、目立ちたがり屋でサービス精神旺盛だからね!じゃあ、アメリカで
一緒に回って上手いと思う選手は?
石川「ジョーダン(スピース)はすごく頭がいい選手。コースの攻め方が上手い
選手の一人です。例えば右ドッグレッグでピン位置は右奥だったとすると、
そこから逆算してグリーンに乗せる場所はここ、そこに行くにはセカンドは
フェードでここ。じゃあ、セカンドをフェードで打つから、ティーショットも
フェードでここ、という具合に」
「あえてティーショットがドローでセカンドをフェードとかしないんですね。ティー
グラウンドからではなく、その日のピン位置やグリーンから逆に考えてプレーして
います」
-そうなんだ、その辺が一緒にプレーしていてすごい選手と感じるんだね。じゃあ
プレースタイルで好きな選手は?
石川「リッキー(ファウラー)ですね。攻撃的なスタイルは自分に似ています。
一緒に回っていても感心するくらいにショットも切れる。いい選手だと思います」
-マキロイは?
石川「とにかく身体能力が高い選手という印象ですね。自分は、マキロイのように
体を大きくしてパワフルなスタイルではなく、シャープでキレのあるプレースタ
イルを目指しているのでちょっとスタイルは違うんですが。」
「今のスイングに関しては、自分ではどう思っているの?」
-今のスイングに関しては、自分ではどう思っているの?
石川「日本シリーズの時にちょっとスイングを変えたらすごく良くなったんです。
米国でも今シーズンはティーショットが良かったし、期待もしていました。」
-具体的には?
石川「簡単にいうとアイアンとドライバーのスイングを変えてみました。今まで同じ
でないといけないと思っていたんだけど、自分の中では2つに分けて変えてみたら
良くなった。」
「確かに今まで両方が良かった日はなくて、どっちかいいとどちらかが悪かったり
してました。」
-技術的にはどんな点を気をつけてるの?
石川「アイアンよりもドライバーは、コックをためないで早めにクラブをリリース
して、感覚的には遠目から下ろす感じです。フェースのローテーションが抑えら
れて、フェース面が変わりにくくなって、インパクトゾーンが長くなて曲がり
にくくなります。」
-ぜんぜん違う?
石川「ギャラリーから見た目には多分変わりませんが、自分的にはぜんぜん違い
ます。」
-松山君に関しては?
石川「英樹(彼を呼ぶ時だけは唯一こう呼ぶ)も同じようにコックをためずに打って
いますね。ためない分だけ飛ばないんですが、フェース面を変えないので曲がら
ない。ものすごいスピードで回転しながらもこれをやれているのがすごいですね」
「飛ばそうと思えばもっと飛ぶのにそうしない。英樹は、米国でも自分のスタイル
でゴルフが出来ていると思います」
「これからのこと」
個人的には、国内で25勝を達成してからもう一度海外でもいいんじゃないかと
思っています。。24歳で13勝したんだから30歳までに25勝するとか?
いい目標になるんじゃなかな?
また、たまたまこの時期にというか、ラッキーというか。国内3年シード取って
いるので焦らず国内でもう一度やり直すか?もう一度米国にチャレンジするか?
考えてもいいかもしれませんね。
3年米国に行ってみて、これくらいのゴルフをやっていれば世界で戦える、という
のも見えて来たでしょうから日本にいても目標を持ってやっていける手応えは掴ん
でいいけると思います。。
なので、今は、すぐに決めずにゆっくり考えたらどうかな?
ということで これからに向けて今は石川遼も準備中ですので、ファンの皆さんも
もうしばらくお待ちくださいね!
詳細→石川遼「より腰を据えて米で戦える」3年シード獲得
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