世界アマではなく10代でプロ転向を選ぶタイの女子選手達
昨年話題になったトップジュニアはプロ転向していました
今週は、日本で開催されている世界アマに世界各地から多くのトップアマ達が
集まって来ています。
詳細→26th Espirito Santo Trophy results
でもアジア地域でもレベルの高いタイチームが上位に来ないと思っていたら昨年
のトップクラスの選手は世界アマではなく「タイランドLPGAマスターズ」のほう
を選んで、つまり10代でプロ転向をしていました。
このようにタイのジュニアが世界アマではなくプロ転向している現状にちょっと
驚きました。
その選手は去年のアジアンレディースツアーを17歳の誕生日に優勝した高校生ア
マチュアのシャーマン選手です。
彼女が今週同じ時期に華やかなメディアが集まる世界アマではなく観客もまばらな
賞金総額もトータル1000万円ほどのアジアのレディースツアーを選んで、プレーを
する心境はなぜなのでしょうか?
詳細→アジアンレディースツアーは17歳の高校生アマチュアが優勝!
LPGAツアーで活躍する先輩(ポンアノム)の影響が大きい
彼女がプロ転向を選んだ理由は、「アマチュアではなくレベルの高いプロの試合で揉
まれて18歳になる年から受験出来る米国のLPGAツアーのQスクールの準備ためで
はないか?」と考えられます。
(日本は18歳になってからでないと受験できませんが、米国は18歳になる年に1年早
くQスクールを受けられます。)
このように考えてプロ転向する一番の影響は、LPGAツアーで活躍するポンアノム・
パットナム選手の存在でしょうね。
タイのジュニア達にファッショナブルなゴルフのスタイルを定着させた「可愛くて
強いポンアノム」は多くのアジアのジュニア達(女の子)に影響を与えています。
ポンアノムは16歳でアマチュアとして香港オープンに優勝したあと17歳でプロ転
向したですが、それはちょうどシャーマンは同じ年の頃でした。
その後プロ入りしたポンアノムは、18歳でアジアンレディースツアーで優勝するな
どプロとしてアジアのツアーを3年ほど渡り歩きながら力をつけていきます。
そして21歳になる歳から本格的にLPGAツアーに参戦、優勝こそありませんがトッ
プ10にはいつも入ってくる常連で、24歳になった今年も賞金ランキングも30位
前後、生涯獲得賞金も1億5000万円を超える中堅どころの選手として活躍してい
ます。
今回のタイランドLPGAの試合でも堅実なゴルフで風の強いコンディションの中
9アンダーで優勝して52万バーツ(160万円)ほど稼いでいました。
ん・・・日本のツアーの10分の1の額ですね。これがアジアのツアーの現実。
詳細→thailand LPGA masters2014 results
シャーマン選手もベスト10には入っていましたが、将来はポンアノムのようにアジ
アのツアーで力をつけて米国のLPGAを目指す同じ道を考えているのでしょう。
もっと海外で揉まれたい日本の女子選手
日本では長くアマチュアでいることがゴルフの王道のように周囲からも言われる
と思いますし、プロ転向して数年メジャーの試合に出て来ないとそれみたことか
と周囲はプロ転向をよく言わないと思います。
でも、厳しいこの世界でトントン拍子に世界で活躍出来る方が稀であって、現在
LPGAで活躍するプロもほとんどは地道な地方巡業のような試合を数年経験してい
るのです。
日本は国内に30数試合のツアーがあり華やかに盛り上げてくれるのでちょっと恵
まれすぎて過ぎているかも知れませんし、少し活躍するとニューヒロイン?のように
持ち上げられてしまいますのでなおさらです。
でも、日本では何勝もしていても今年のLPGAツアーのチャレンジしている日本人選
手達はほとんどはシードを落としそうな感じですし、ちょっと環境が変わるとか成
績が出ないようなひ弱い感じもします。
それはジュニア時代から国内のツアーだけを目指していて海外での賞金も安く
食べ物にも慣れない生活や移動を経験する事なしに育って来たからかも知れま
せん。
なので、個人的には女子の選手もアジアのアマチュア選手権やレディースツアーで
一度揉まれると強くなるのではないかと思っています。
今回のプロの試合でもアマチュア選手が3日間を4~5名イープンパーでラウンド
しているほどレベルも高いようです。(私たち達が初日いきなり80以上を打った同じ
コースをです。)
ラフもあり池が絡んでいてグリーンも男子ツアー並に固くなっているアジアの試合
会場を日本のLPGAのトーナメントコースよりも難しく感じたのは日本からきた選
手達だったのかも知れませんね。
今週は、日本で開催されている世界アマに世界各地から多くのトップアマ達が
集まって来ています。
詳細→26th Espirito Santo Trophy results
でもアジア地域でもレベルの高いタイチームが上位に来ないと思っていたら昨年
のトップクラスの選手は世界アマではなく「タイランドLPGAマスターズ」のほう
を選んで、つまり10代でプロ転向をしていました。
このようにタイのジュニアが世界アマではなくプロ転向している現状にちょっと
驚きました。
その選手は去年のアジアンレディースツアーを17歳の誕生日に優勝した高校生ア
マチュアのシャーマン選手です。
彼女が今週同じ時期に華やかなメディアが集まる世界アマではなく観客もまばらな
賞金総額もトータル1000万円ほどのアジアのレディースツアーを選んで、プレーを
する心境はなぜなのでしょうか?
詳細→アジアンレディースツアーは17歳の高校生アマチュアが優勝!
LPGAツアーで活躍する先輩(ポンアノム)の影響が大きい
彼女がプロ転向を選んだ理由は、「アマチュアではなくレベルの高いプロの試合で揉
まれて18歳になる年から受験出来る米国のLPGAツアーのQスクールの準備ためで
はないか?」と考えられます。
(日本は18歳になってからでないと受験できませんが、米国は18歳になる年に1年早
くQスクールを受けられます。)
このように考えてプロ転向する一番の影響は、LPGAツアーで活躍するポンアノム・
パットナム選手の存在でしょうね。
タイのジュニア達にファッショナブルなゴルフのスタイルを定着させた「可愛くて
強いポンアノム」は多くのアジアのジュニア達(女の子)に影響を与えています。
ポンアノムは16歳でアマチュアとして香港オープンに優勝したあと17歳でプロ転
向したですが、それはちょうどシャーマンは同じ年の頃でした。
その後プロ入りしたポンアノムは、18歳でアジアンレディースツアーで優勝するな
どプロとしてアジアのツアーを3年ほど渡り歩きながら力をつけていきます。
そして21歳になる歳から本格的にLPGAツアーに参戦、優勝こそありませんがトッ
プ10にはいつも入ってくる常連で、24歳になった今年も賞金ランキングも30位
前後、生涯獲得賞金も1億5000万円を超える中堅どころの選手として活躍してい
ます。
今回のタイランドLPGAの試合でも堅実なゴルフで風の強いコンディションの中
9アンダーで優勝して52万バーツ(160万円)ほど稼いでいました。
ん・・・日本のツアーの10分の1の額ですね。これがアジアのツアーの現実。
詳細→thailand LPGA masters2014 results
シャーマン選手もベスト10には入っていましたが、将来はポンアノムのようにアジ
アのツアーで力をつけて米国のLPGAを目指す同じ道を考えているのでしょう。
もっと海外で揉まれたい日本の女子選手
日本では長くアマチュアでいることがゴルフの王道のように周囲からも言われる
と思いますし、プロ転向して数年メジャーの試合に出て来ないとそれみたことか
と周囲はプロ転向をよく言わないと思います。
でも、厳しいこの世界でトントン拍子に世界で活躍出来る方が稀であって、現在
LPGAで活躍するプロもほとんどは地道な地方巡業のような試合を数年経験してい
るのです。
日本は国内に30数試合のツアーがあり華やかに盛り上げてくれるのでちょっと恵
まれすぎて過ぎているかも知れませんし、少し活躍するとニューヒロイン?のように
持ち上げられてしまいますのでなおさらです。
でも、日本では何勝もしていても今年のLPGAツアーのチャレンジしている日本人選
手達はほとんどはシードを落としそうな感じですし、ちょっと環境が変わるとか成
績が出ないようなひ弱い感じもします。
それはジュニア時代から国内のツアーだけを目指していて海外での賞金も安く
食べ物にも慣れない生活や移動を経験する事なしに育って来たからかも知れま
せん。
なので、個人的には女子の選手もアジアのアマチュア選手権やレディースツアーで
一度揉まれると強くなるのではないかと思っています。
今回のプロの試合でもアマチュア選手が3日間を4~5名イープンパーでラウンド
しているほどレベルも高いようです。(私たち達が初日いきなり80以上を打った同じ
コースをです。)
ラフもあり池が絡んでいてグリーンも男子ツアー並に固くなっているアジアの試合
会場を日本のLPGAのトーナメントコースよりも難しく感じたのは日本からきた選
手達だったのかも知れませんね。