アジアの試合に出るにはいくらくらいかかるのか?
『アジアンツアーのQスクールのエントリーは2000ドル』
アルン・サワッド!
タイのパタヤにあるサイアムCCにてコラムをアップ!
こんな感じで練習も見ながら仕事していますね。
今日はアジアンツアーの情報について書いてみました。
来月タイのホアヒンで開催されるQスクールのファーストステージが始まります。
毎年参加選手も増えていて今年は1000人を超えそうな勢いで、すでに2月のBセク
ションは申し込みが満員のようです。
日本のツアーが縮小傾向にある中、アジアのツアーは拡大しそうな気配があります
ね。。。
例えば、アジアンツアーの下部ツアーのチャレンジツアーだけでも17試合開催され
ます。 (しかもすべて4日間競技です。)
詳細→2014 ADT set to stage a minimum 17 events
このツアーは「アジアンディベロップメントツアー(ADT)と言われるツアーで
賞金王でも450万円程度ですが、上位3名にはアジアンツアーのシードも得らま
す。
2日間競技では得られない試合感が身につきますから賞金の額に関わらずプロ
としては魅力的です。
でも、賞金ランキングベスト10で200万円は厳しいですしアジアでツアーに出る
となると航空代や移動費、ホテル代などの費用は日本以上にかさみます。
詳細→2013 ADT Order of Merit
では、いくらくらいかかるのか?
例えば1月のQスクールを受けるには、エントリーフィーだけでも2000ドルで
すから21万5000円くらいはかかります。しかもファーストテージの2日間で
カットされてもお金は戻って来ません。ファイナルまでのすべてのプレー代を
含むお金を最初にすべて払わないといけません。
さらに毎日の練習ラウンドや食事、移動その他で毎日4000~5000バーツ
はかかりますね。ざっと計算してもファイナルまで一ヶ月くらい滞在して
50~60万円、さらに飛行機代や雑費を含めて70~80万円くらいではないで
しょうか。
でもこれでも安い方で、タイの選手が日本のQTを受けるのに80万バーツ
(250万)を用意するという話ですから、アジアから日本のツアーを受け
るには大変です。
さらにいざシードを取ってアジアの試合に出るとなると試合の有る無しにより
ますが平均して毎月30~40万は経費が掛かります。
(毎週海外ゴルフ旅行に出かけることと同じですからそのくらいはかかります。)
ざっと年間で400万円は経費がかかりますから予選落ちばかりだと大幅な赤字
となりますね。
なのである程度経費が使える予定がない場合は、アジアの試合にいくのは厳しい
です。
またアジアでは日本のスポンサーは期待出来ませんから、優勝でもして名前を
売らない事にはサポートはないに等しいです。今年1年アジアのツアー出た中里
にも私たちがスポンサーをつけてあげて1年間の経費を出してあげましたが、
思ったように賞金は稼げず・・・本人曰く「カツカツでした。」
※11試合に出て獲得賞金10672ドル(115万円)経費は約400万円で300万円の
赤字。来年度シードはファーストステージから受験。ゼロからのやり直しですね・・・
日本では誰でもジュニアはゴルフが出来る時代ですが、プロで食っていけるか?
となると別な話で誰でもプロゴルファーになれる時代とまではいきません。
国内のツアーが縮小するということは、国外に出ざるを得ないということであり
結果的にプロとして生活出来る可能性が大きく減るという事を意味しています。
現実には・・・
ジュニア卒業後3年でシードを取れないとスポンサーからは契約を切られ一気に
経費面は苦しくなって来て次第にフェードアウトして行くプロが多いようですね
・・・だいたい25歳前後でツアーを諦めるなど厳しい世界です。
アルン・サワッド!
タイのパタヤにあるサイアムCCにてコラムをアップ!
こんな感じで練習も見ながら仕事していますね。
今日はアジアンツアーの情報について書いてみました。
来月タイのホアヒンで開催されるQスクールのファーストステージが始まります。
毎年参加選手も増えていて今年は1000人を超えそうな勢いで、すでに2月のBセク
ションは申し込みが満員のようです。
日本のツアーが縮小傾向にある中、アジアのツアーは拡大しそうな気配があります
ね。。。
例えば、アジアンツアーの下部ツアーのチャレンジツアーだけでも17試合開催され
ます。 (しかもすべて4日間競技です。)
詳細→2014 ADT set to stage a minimum 17 events
このツアーは「アジアンディベロップメントツアー(ADT)と言われるツアーで
賞金王でも450万円程度ですが、上位3名にはアジアンツアーのシードも得らま
す。
2日間競技では得られない試合感が身につきますから賞金の額に関わらずプロ
としては魅力的です。
でも、賞金ランキングベスト10で200万円は厳しいですしアジアでツアーに出る
となると航空代や移動費、ホテル代などの費用は日本以上にかさみます。
詳細→2013 ADT Order of Merit
では、いくらくらいかかるのか?
例えば1月のQスクールを受けるには、エントリーフィーだけでも2000ドルで
すから21万5000円くらいはかかります。しかもファーストテージの2日間で
カットされてもお金は戻って来ません。ファイナルまでのすべてのプレー代を
含むお金を最初にすべて払わないといけません。
さらに毎日の練習ラウンドや食事、移動その他で毎日4000~5000バーツ
はかかりますね。ざっと計算してもファイナルまで一ヶ月くらい滞在して
50~60万円、さらに飛行機代や雑費を含めて70~80万円くらいではないで
しょうか。
でもこれでも安い方で、タイの選手が日本のQTを受けるのに80万バーツ
(250万)を用意するという話ですから、アジアから日本のツアーを受け
るには大変です。
さらにいざシードを取ってアジアの試合に出るとなると試合の有る無しにより
ますが平均して毎月30~40万は経費が掛かります。
(毎週海外ゴルフ旅行に出かけることと同じですからそのくらいはかかります。)
ざっと年間で400万円は経費がかかりますから予選落ちばかりだと大幅な赤字
となりますね。
なのである程度経費が使える予定がない場合は、アジアの試合にいくのは厳しい
です。
またアジアでは日本のスポンサーは期待出来ませんから、優勝でもして名前を
売らない事にはサポートはないに等しいです。今年1年アジアのツアー出た中里
にも私たちがスポンサーをつけてあげて1年間の経費を出してあげましたが、
思ったように賞金は稼げず・・・本人曰く「カツカツでした。」
※11試合に出て獲得賞金10672ドル(115万円)経費は約400万円で300万円の
赤字。来年度シードはファーストステージから受験。ゼロからのやり直しですね・・・
日本では誰でもジュニアはゴルフが出来る時代ですが、プロで食っていけるか?
となると別な話で誰でもプロゴルファーになれる時代とまではいきません。
国内のツアーが縮小するということは、国外に出ざるを得ないということであり
結果的にプロとして生活出来る可能性が大きく減るという事を意味しています。
現実には・・・
ジュニア卒業後3年でシードを取れないとスポンサーからは契約を切られ一気に
経費面は苦しくなって来て次第にフェードアウトして行くプロが多いようですね
・・・だいたい25歳前後でツアーを諦めるなど厳しい世界です。