石川遼ツアーレポート”左肩を上げずにインパクトしたい。”
石川遼ツアーレポート”左肩を上げずにインパクトしたい。”
さて、ツアーレポートの第三弾は、石川遼選手の取り組んでいるスイング
の課題についてです。
過去にも彼に会っては、そのときに取り組んでいるスイングの課題について
話を聞いてレポートして来ました。
2010年のANAオープンの時には
「いまは特に体重移動を心掛けています。」
「しばらく体の回転を課題の中心において練習していたのですが
体重移動を意識し始めてから距離も伸びて来ました。」
「回転運動と体重移動のミックスが今後の課題です。」
と話してくれました。
石川遼選手の現在の技術的な取り組みについて
石川遼選手の課題も体重移動
今回、彼が取り組んでいるのは左肩をいかに上げないようにインパクト
するのかということです。
この1年ほどはテイクバックのクラブフェースの使い方について、いろいろと
試行錯誤をしてきたようです。
それは、1つにはフェードボール習得のために必要な技術だったからでしょう
海外で、多くの選手のスイングを見て来て、スイングを改造する必要性を感じ
とくにスイングプレーンを意識して取り組んできました。
しかし、インパクトが詰まり気味になったり、振り抜きが悪くなるなどの
弊害も感じて来たようです。
写真1は今の彼が感じているインパクトのイメージです。
写真1
彼曰く
「インパクトでスイングが終わってしまって、長くインパクトゾーンが取れて
いない感じがする。」
ということのようです。
そして写真2~写真4はこうしたいと思っている理想のイメージです。
写真2
写真3
写真4
同じく彼のスイングのイメージを後方から見てみましょう。
(これは彼のスローなイメージでのシャドースイングであり実際のスイング
ではありません。)
いかにスムーズな肩の回転を意識して、ボールをとらえようとしているのかが
見て取れます。
写真5
写真6
写真7
写真8
写真9
写真10
写真11
スムーズな肩回転のポイントは。”スロースイング”
さて、2年前の東海クラシックの会場で、彼に話を聞いて来た記事を改め
て見直してみると、同じような課題に取り組んでいることが分かります。
2009年コカ・コーラ東海クラシックレポート
当時は、課題にしていたドローとフェードの打ち分けのための肩回転の
スムーズさの確認であり、今回は回転のスピードを上げて、長いインパクト
ゾーンを作るためのスムーズな回転の追求です。
共通しているのは、肩のスムーズな回転がポイントになっていることです。
「最近は背中の抗背筋や左肩甲骨が筋肉痛になるほどです。」
と話すほど、上半身のひねりに取り組んでいるとのことで、ここがスイング
の基本となることは間違いないようです。
こういった動きを練習する際のポイントは、『スロースイング』です。
以前お話ししたように、「筋肉は動きを覚えにくく忘れにくいもの」です。
ですから、石川遼選手のように自分のイメージした動きを、ゆっくりと繰り返し
ながらその動きを筋肉と脳に覚えさせることが重要です。
無駄に球数をたくさん打つのではなく、理想の動きをアップデートしていき新た
に記憶させていくような地道な作業が大切なのです。
試合会場でも、コーチの父親に見てもらいながら肩の回転や体重の掛け方で
どのようにスイングや球筋が変化するのかを1球1球チェックしていました。
ちなみに、これが実際のスイングの連続写真となります。
イメージとは、違いますが少しずつでも理想に近づける努力こそが大切であり
そいうった努力の出来る選手が成功していくのでしょう。
皆さんもいま、自分が取り組んでいる課題は何かを?もう一度整理してみてはい
かがでしょうか?
写真12
写真13
写真14
写真15
写真16
写真17
写真18
写真19
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Contact MAGIC/TEL:03-6804-1295/FAX:03-6804-1296
E-mail:infomagicjga@gmail.com
さて、ツアーレポートの第三弾は、石川遼選手の取り組んでいるスイング
の課題についてです。
過去にも彼に会っては、そのときに取り組んでいるスイングの課題について
話を聞いてレポートして来ました。
2010年のANAオープンの時には
「いまは特に体重移動を心掛けています。」
「しばらく体の回転を課題の中心において練習していたのですが
体重移動を意識し始めてから距離も伸びて来ました。」
「回転運動と体重移動のミックスが今後の課題です。」
と話してくれました。
石川遼選手の現在の技術的な取り組みについて
石川遼選手の課題も体重移動
今回、彼が取り組んでいるのは左肩をいかに上げないようにインパクト
するのかということです。
この1年ほどはテイクバックのクラブフェースの使い方について、いろいろと
試行錯誤をしてきたようです。
それは、1つにはフェードボール習得のために必要な技術だったからでしょう
海外で、多くの選手のスイングを見て来て、スイングを改造する必要性を感じ
とくにスイングプレーンを意識して取り組んできました。
しかし、インパクトが詰まり気味になったり、振り抜きが悪くなるなどの
弊害も感じて来たようです。
写真1は今の彼が感じているインパクトのイメージです。
写真1
彼曰く
「インパクトでスイングが終わってしまって、長くインパクトゾーンが取れて
いない感じがする。」
ということのようです。
そして写真2~写真4はこうしたいと思っている理想のイメージです。
写真2
写真3
写真4
同じく彼のスイングのイメージを後方から見てみましょう。
(これは彼のスローなイメージでのシャドースイングであり実際のスイング
ではありません。)
いかにスムーズな肩の回転を意識して、ボールをとらえようとしているのかが
見て取れます。
写真5
写真6
写真7
写真8
写真9
写真10
写真11
スムーズな肩回転のポイントは。”スロースイング”
さて、2年前の東海クラシックの会場で、彼に話を聞いて来た記事を改め
て見直してみると、同じような課題に取り組んでいることが分かります。
2009年コカ・コーラ東海クラシックレポート
当時は、課題にしていたドローとフェードの打ち分けのための肩回転の
スムーズさの確認であり、今回は回転のスピードを上げて、長いインパクト
ゾーンを作るためのスムーズな回転の追求です。
共通しているのは、肩のスムーズな回転がポイントになっていることです。
「最近は背中の抗背筋や左肩甲骨が筋肉痛になるほどです。」
と話すほど、上半身のひねりに取り組んでいるとのことで、ここがスイング
の基本となることは間違いないようです。
こういった動きを練習する際のポイントは、『スロースイング』です。
以前お話ししたように、「筋肉は動きを覚えにくく忘れにくいもの」です。
ですから、石川遼選手のように自分のイメージした動きを、ゆっくりと繰り返し
ながらその動きを筋肉と脳に覚えさせることが重要です。
無駄に球数をたくさん打つのではなく、理想の動きをアップデートしていき新た
に記憶させていくような地道な作業が大切なのです。
試合会場でも、コーチの父親に見てもらいながら肩の回転や体重の掛け方で
どのようにスイングや球筋が変化するのかを1球1球チェックしていました。
ちなみに、これが実際のスイングの連続写真となります。
イメージとは、違いますが少しずつでも理想に近づける努力こそが大切であり
そいうった努力の出来る選手が成功していくのでしょう。
皆さんもいま、自分が取り組んでいる課題は何かを?もう一度整理してみてはい
かがでしょうか?
写真12
写真13
写真14
写真15
写真16
写真17
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