去る1月21日(日)に神田錦町でPlayful Street 2018 Winterを開催した。(気づけば、もう2週間も前・・・)
「PlayfulStreet」とは、神田錦町を中心に、様々な企業、店舗、学校とともに「21世紀の学びはワクワクする遊び」を世界に向けて発信するプロジェクトであり、昨年の夏に親子向けのイベントとしてスタートした。
オフィス街である神田錦町は、週末になると人通りが少なくなる。中でも、子連れで歩く人を見かけることはほとんどない。そんな神田錦町に、800人もの親子が訪れてくださった。ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。
今回も、地域のみなさんとともに、遊び心溢れる親子で楽しめる様々なプログラムを展開し、文字通りプレイフルな1日を創りだすことができました。
英語をまなびながら雪だるまの巻き寿司作り
クスールさん達が主催したScratchによるムービー作り
コマ塗り体験
ウィンタースポーツが楽しめる「Ice Bits」
地元の高校(正則学園)のみなさんによる
ジオラマ展示
Glitchさんのコーヒー販売とバリスタ体験
パシフィック・コンサルタンツさんの
ファブラボ神田錦町さんのデジタルファブリケーション
(デジタルミシンとレーザーカッター)
Little Bitsを使ったデジタル工作
ミテモはこのプロジェクトの実行委員会の一員として、企画段階から携わらせてもらっている。
また、プログラムとしては、親子で参加できるレゴブロックを用いたワークショップ「心と体が暖まる真冬の一日を作る?親子でレゴ®を使って、楽しく対話をしよう!」と、寝る・座る・もたれるといった<休む>という行為を改めてとらえ直し、楽しいやすみじかんをみんなで創り出すことを目的としたインスタレーション「やすみのアトリエ」を出展させてもらった。
心と体が暖まる真冬の一日を作る?
親子でレゴ®を使って、楽しく対話をしよう!
インスタレーション「やすみのアトリエ」
多様な遊びの中で多様な人が混ざり合う街の縮図を作る
デジタルな遊びから、プリミティブな遊びまで、地域の人たちとともに多種多様な遊びを散りばめるのがPlayfulStreet。
多様な遊びの中で地域の様々な企業、店舗、学校をつなげていきながら、地域内外が混ざり合うような街の縮図を作る。言語化している訳ではないけれど、これこそがPlayfulStreetのコンセプトなのだと思う。
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デジタルな遊びとプリミティブな遊びを混ぜる。
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子どもが遊んでいるのを大人が離れたところで眺めるような場を作らず、大人と子供が一緒になって遊べるスペースを作りながら、大人と子供を混ぜる。
- ゲームの音、Little Bitsのブザー音、カホンの音、そして人の笑い声。色々な音を一つの空間の中で混ぜる。
- 主催者・出展者・参加者という態度を超越し、ともに遊び、様々なことを発見し、学び合う。
次回のイベントは7月頃の開催とのこと。ただ、PlayfulStreetはイベントを行うだけでなく、多様な遊びの中で多様な人が混ざり合う場づくりを通して、街と学びのあり方に問いを投げかけていくプロジェクトでもある。だからこそ、次回のイベントまでに、プロジェクトとしてどれだけのことが仕込み、進化できるかが、挑戦。まだまだ面白くなるのはこれから。
極む!ファシリテーターズ・ガチキャンプから、PlayfulStreet。そして、次の場へ。まだまだこれからより一層尖らせた場を作っていきます。