ターニングポイント | Work , Journey & Beautiful

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オルタナティブな学びを探求する

今日は会社としての期初。


ということもあり、チームメンバーと焼肉をたべることにした。これまでの人生におけるターニングポイントとは何か?について話をしていた(焼肉を食べつつ、インタビューをしていた)。


僕よりも一回りも若い面々だったけれど、それぞれに節目があり、その節目があるからこその今があることが伝わってくるストーリーを聞かせてくれて、非常に興味深かった。


「あなたの人生のターニングポイントは何か?」


を聞くと、過去の話を聞いているのに、今、その人が大切にしている価値観が感じられるような気がする。


自分の想いや情熱に自覚的であること。

多様性を尊重し、相互作用の中で自ら変化していくこと。

他者に対してオープンになり、学んでいくこと。


そんなことに価値をおいているのかなぁ、なんてことを思いながら話を聞かせてもらった。


いずれのターニングポイントも、人との出会いによって引き起こされている、というのが面白い共通点だった。ある人との出会いが、あるいは、非連続的な出会いが、それまでのその人の価値観を根底から覆し、人生に影響を与えるような転換期を生むことがある。


そんな誰かのターニングポイントとなるような人になりたい、なんてことを僕は決して想わない。でも、誰かが誰かと出会い、考え方が変わり、その人がその人らしく生きられるきっかけを生み出すことができたら、とても素敵なことだと思うし、そういったシーンを見たくて、僕は仕事をしているんだろうなとも思う。


さて。


じゃあ僕のターニングポイントはなんだったんだろう、と思い返してみる。大学の頃、焼肉屋のバイトでダイバーシティに揉まれたこと、祖父の死などについてこれまでは話していた。でも、どうやら、これらのストーリーは今の僕にとっては少ししっくりこない。それらの出来事が、僕の人生にとって大きな節目だったことは間違いないけれど。


むしろ、この一年間、多くの人と出会い、色々な地域を巡り、さまざまなことを感じ、自分自身と向き合い続けたことの方が、よほど今後の人生を方向づけるものなのではないかと思う。色々なことがあったけれど、とても特別で、とても大切な時間だった、と思う。きっと、この直感が正しかったことを、数年後の僕は確信しているだろう。


出会いに感謝する、という言葉の意味すら、きっと以前の僕は分かっていなかった。一期一会を大切に、一日一日を生きる。