人は人と接するときにこそ、笑顔になり、最もエンパワーメントされる | Work , Journey & Beautiful

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オルタナティブな学びを探求する

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今年は、ある官公庁のお客様からのオーダーを受け、職場風土コンサルティングの案件に取り組んでいます。

細かなことはあまりここには書けないので大雑把に言うと、職員一人ひとりがイキイキと働き、自発的な挑戦が次々と生み出されるような組織へと変革する、というのがこのプロジェクトのゴールです。

組織変革に限らず、コンサルティングをする上ではじめに行うべきは、現状を見極めることであるというのは基礎中の基礎です。そして、現状を調査するためのアプローチとして、意識調査アンケートがよく用いられますが(そして今回も実施していますけど)、僕は職場の観察をするのが好きです。もちろん、数字で傾向を掴むことはできますし、KPIとなる指標に対して、それぞれの要素の相関を見たりすることで、大づかみに組織の現状を理解することはできますが、やはり人は現場にいるもの。人と組織の課題を解決するならば、やはり現場を見るに限るなぁと常々思います。

さて、そんなこんなで先日、ある職場を観察していました。職場を観察する際には、二箇所ほどロケーションを決め、ただただ現場を眺めます。はじめは人の流れと仕事の流れを掴むように、そして、次に働く人の表情、仕草、会話の内容をつぶさに観察をしていきます。こうやって観察をしていると、毎回、何かしら(元々のコンサル案件とは少し別の)発見があるのですが、今回は、そんな中で発見したある気づきについて紹介したいと思います。

人は人と接するときに、笑顔になる


役所で働いたことがある人しかイメージができないかもしれませんが、役所はその性質上とても事務仕事が多いです。係によって内容は全然異なりますが、様々な人や企業が様々な申請書類を提出し、役所では、職員のみなさんがそのチェックを行います。

書類のチェックをしていると誰しもそうなるのかもしれませんが、みなさんとても黙々と仕事をされており、その表情は真剣そのものです。昼休みなどを除けば、途中で休憩もとらず、ずっと次々と書類をチェックし続けていました。僕なんかは事務仕事が大の苦手なので、とても頭がさがるなぁ、と感じながら皆さんの仕事の様子を観察していました。

次に、皆さんの表情を見ていたときにふと気付いたことがありました。それは、みんな事務作業をしているときは黙々と仕事をしているのですが、誰かに声をかけられたり、電話に出たり、誰かに何かをお願いするときには、笑顔になることがある、ということです。
もちろん、毎回誰かと接するたびに笑顔になるかというとそうではないし、笑顔になる人とならない人もいます。ただ、誰かと接しない限り仕事において笑顔になることはないということは、当たり前のようでこれまであまり気に留めたことがなかったことなので、新鮮でした。


笑顔には様々なパワーがある


笑顔について気づいたときに、思い出したのは、このプレゼンテーションです。

世界中ですでに400万回近く再生されているこのプレゼンテーションの中で、ロン・ガットマンは笑顔に秘められた様々なパワーについて述べています。

一例を挙げると、

・笑顔は人を健康にし、寿命を長くする効果がある
・笑顔は伝染する
・笑顔は気分が良いときの結果であるだけではなく、微笑むという行為自体が気持ちを上向きにさせる
・顔はコルチゾールやアドレナリン、ドーパミンなどストレスホルモンを減少させ、エンドルフィンのような幸せホルモンを分泌し、血圧を下げる働きがある

など、笑顔の力について紹介をしています。

人は、誰かと接するときにこそ、笑顔になり、パワーを与えられる。


このガットマンが教えてくれることを思い出しながら、職場を観察している時に気づいたことを結合すると、こうなります。

人は、誰かと接するときにこそ、笑顔になる。
そして、笑顔になることは、その人にパワーを与える。

勿論、仕事なので、ずっと話をしていて、手を動かさないのでは、プロとして失格でしょう。

ただ、だからといって1日に数回しか笑わないような生活だと不健康になり、寿命が短くなり、幸福感を感じる機会を損なうことにもなります。はたらきながら不幸になりたい人はきっといないはずで、それならば笑わないよりは笑った方がいいはずです。

まずは、僕もチームメンバーと話す機会を増やさないとですね。
笑顔で。笑顔は伝染するのだから。