前にもご紹介しました、遠藤誠弁護士の「私は『悪者』に味方する」より


引用


何が不幸を招くのか

あらゆる人間を不幸に追い込んでいる原因が、

貪・目眞(←漢字一字なの。変換できなくて二字になりました)・痴

とん・じん・ち

という三毒であるという仏法の教えです。

とは、「1日に玄米4合と味噌と少しの野菜をたべ」(宮沢賢治)ていれば人間は死なないのに、それ以上のカネや財産や地位や名誉をほしがる欲のことであり、

とは、こうすればこうなり、ああすればああなるという因果関係を冷静にかつ客観的に判断することができず、近視眼的にかつ自分勝手に考えてしまう愚かさのことであり、

目眞とは、その痴に基づいて、必要以上のものをほしがる貪欲の命ずるままに、カネや地位や名誉や権力や相手の愛情をしつこく求めたにもかかわらず、得られなかった時に生ずる怒り・不満・イライラ・絶望のことです。

これが人間のこころをむしばむ最悪の毒だと釈尊は言っています。


以上、引用終わり

そして、弁護士は、そういう三毒のかたまりである依頼者の手先となって相手方と折衝したり、訴訟を起こした利子、それによって相手方からカネや財産をふんだくろうとしたりして、メシを食っている商売だと断じる。

だから、弁護士は罪深い。

しかし、弁護士が紛争を解決しなければもっとひどいことになる。

だから、弁護士は必要悪

しかし、このような弁護士の仕事の本質を直視しながら仕事をしている弁護士とそうでない弁護士とは違う。

・・・・とまあ、非常に説得的


今日、Y側の子と名乗る人から唐突に電話があり話をした。
きけば、やはり、どっちもどっち。
自分だけが無理に勝とうとしたって決して解決できない。
三毒を思い出した次第