rape | アラフォー恋愛事情

アラフォー恋愛事情

色々こじらせちゃったアラフォー女子の誰も知らない独り言。
好きなことを好き勝手に綴る回想と備忘録。

始まりは高3の冬休みだった。

当時の私はファミレスのバイトに明け暮れる普通の高校生だった。
モデルのりょうに憧れて髪はいつもベリーショート。
痩せっぽちで背が高かったからボーイッシュな服を好んで着ていた。

その日は彼氏の家に居た。
初めて付き合った3つ年上の人だった。

ふたりでいると急に彼の上司から電話があり、今から遊びに来ると。
しばらくして3人の男たちが合流し酒盛りが始まった。

なんとなく居心地が悪くなった私が隣の部屋に居ると、彼らの会話が聞こえてきた。

「ヤッちゃってイイッすよ!」

彼の声だった。

その後、男達は順番に部屋に入ってきては欲を満たし戻っていった。

一人目はこちらの様子に興奮して私の恐怖心を倍増させた。

二人目は落ち着いた素振でお金をチラつかせて私を絶望させた。

三人目は申し訳なさそうに私のちっぽけなプライドを奪った。


全てが終わり男達が帰った後、元の部屋に戻ると彼の姿は無かった。