ものすごくお久しぶりの投稿です。
本は月に4~5冊、読んでいるのだけど
なかなかまとめる時間が取れず
放置状態のブログになっていました💦
久々に、これはぜひたくさんの人に読んでほしい!と思った一冊
知った時にすぐに予約して待ち遠しかった~(笑)
予約だけで重版決定したらしく
たくさんの方に響いてるんですね。
ひすいこたろう X SHOGEN 共著
『今日、誰のために生きる?』
ペンキ画家のSHOGENさんが
絵の勉強のために滞在した、アフリカのブンジュ村でのお話。
そこには日本から伝わった心が
今も伝え続けてこられて
その生き方が残っていて
改めて日本人のSHOGENさんに伝えられたことの
全部ではないけれどまとめて書かれたものになっています。
YouTubeもされているので
気になった方はそちらもご覧になるといいと思います。
(私はYouTubeが苦手なので、本で…(^▽^;))
虫の声が虫の声として聞こえるのは
世界中で日本人とポリネシアの一部の人だけだそうです。
これは以前にも聞いたことがあって
母音を元にする言語だかららしいということなんだけど
日本人に生まれてると当たり前に
虫の声っていいなぁ~と感じるので
「え?じゃどんなふうに聞こえてるの?」と思ってしまいますよね(^-^;
なんでも工事現場の騒音のように聞こえていて
ただのノイズらしいです。。。。
この村の村長さんが
「世界が滅びるのは、日本人が虫の音が聴こえなくなった時」
と言われていたそうです。
日本の本当の歴史を学んでいくと
日本の凄さ、日本人の凄さを知っていくのだけど
今の学校教育では本当のことは教えられていなくて
日本という国に生まれたことの誇りが育たないんですよね。
今、世界がどんな情勢にあるのか、知っていくと
これまで自分が学校で学んだこと、
衣食住の環境が大きく変えられてきたこと、
病気、病院や薬に対する意識が変えられてきたこと、
長い時間をかけて変えられてきたことに気付きます。
そしてこの本で、改めて
日本人の心を思い出すことができるのかな~と
ワクワクしながら読みました。
「今を生きる」「自分を生きる」
って、知識として頭ではわかっても
感覚として腑に落ちてないのかな~と
日々、感じてしまいます。
「効率よく生きたいなら、生まれてすぐ死ねばいい」
一見、無駄だと思えることの中に
生きる幸せがあるんですね。
SHOGENさんは、何度も何度も、子どもからも
「ここにいない人」と言われていたそうです。
体はここにあっても、心はここにない。
そして「感謝」を伝えることが
幸せを感じる、大切なこと。
「虫の知らせ」のお話はとってもおもしろかった(^O^)
日本人は手のひらに乗せた虫に伝えたいことを託して
知り合いに飛ばすことができる、と
村の人たちは信じていて
「SHOGEN、伝えて!」と
子どもたちが虫を持ってくるんだとか…(^▽^;)
今でも「虫の知らせ」ってなんとなくわかるのは
元々、日本人はテレパシーが使えたのね。
なぜ日本人は忘れてしまったのか…
もう一度、思い出すため。
思い出したことはもう忘れないから。
超おススメの一冊です
こちらもよろしく☆