全体を通して、かなり著者の怒りを感じる内容です。
以前にも増して
テレビなどのメディアの洗脳や
報道の偏りを感じるし
最近はさらにそれが明確になっていると感じるんですが
まだまだ洗脳されたままの人が多いのも事実。
また最近、コロナの陽性者が増えた、
自宅待機の人が増えた、と騒いでいますが
PCR検査のバイトがあるとか、
ワクチンの後遺症で苦しんでいる人がいる
などの報道はされません。
日本では年間3万5000人のアルコール関連死があるのに
先進国の中で日本だけが
飲酒シーンのTVCMがあって
何の規制もないままになっている
今はうちにはテレビがないので見ないけど
確かにそうだったな~
「あー!うまい!」
と、夏は特に飲みたくなるような作り方になってますね。
WHOが飲酒シーンを控えるように
散々言っているそうですが
そのままです。
また自殺の報道も(特に有名人の)
自殺報道のガイドラインを守らず
過剰でドラマティックな演出をするので
真似をする人が出てくる状態。
この度のウクライナ報道も
かなり一方的な感じがしましたが
とにかくプーチンが悪い!的な報道になっていると感じます。
双方の状況を見ていかないと
本当のことは見えてこないし
今のメディアは、本当のことをかなり捻じ曲げて
誘導するような報道の仕方になっていますね(~_~;)
人の認知行動として
嫌いな人が言うことは間違ってると感じて
好きな人が言うことが正しいと思ってしまう
とありました。
日本人の感覚としては
中国やロシアが嫌いで
アメリカやヨーロッパを好む傾向があるので
そこをうまくつつかれている感じがします。
コロナの報道でも
テレビが欲しがる「医学部教授」の正体のことも
詳しく書かれていて
本当のことを話す教授は呼ばれなくなるということでも
いったい誰が方向性を決めてるの?
というところに疑問を持たないといけないと思います。
事実をきちんと見ていかないと
メディアによってねじ曲がった流れが作られていって
どんどんわからなくなりそう・・・
私はもともと疑り深い性格なので(^▽^;)
「それ、ホント?」と感じて
調べる、というのが普通なのですが
素直で周りに気を遣う日本人の気質を
うまく利用しているんだなと思います。
真実を知っていくことが
今、とても大切な時。
著者はすでにこの本の12年前に
「テレビの大罪」という本を書かれていますが
その頃よりさらに悪くなっていると感じられて
この本になったようです。
おススメの一冊です。
こちらもよろしく☆