人と人を言葉で繋ぐ文章代筆屋、
シカタです。
今日は「本」の話。
3、4年前に書店で
ふと目に止まった文庫本を
読み返してまして。
その本がこれ↓↓
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思いを伝えるということ (文春文庫)
594円
Amazon |
詩と短編小説で綴られた、
「伝える」を軸にしたお話が詰まった一冊。
思いを伝えるって大事。
だから、
文章作成の時は
『書く』だけでなく、
その前段階のヒアリング、
『聞く』も大事にしてます。
前段階の『聞く』が出来てないと
その人の思いを
伝えることは出来ないから。
でね、
私自身はどうだろう。
思いをちゃんと伝えてるだろうか。
と、ふと思いまして。
振り返ってみると、
いや、振り返るまでもなく、
伝えてることもあれば
伝えてないこともある。
伝えてないのは何でだろう。
と自問して出てきたのは、
怖いから
でした。
そう。
伝えるのが怖い。
だから伝えてない。
伝えることの何が怖いって
それは
変わってしまうこと
です。
伝えることで
『伝えていない状態』から
『伝わった状態』に変わる。
それが怖い。
今とは違った状態になることが怖いんです。
今とは違った状態だから、
「必ずこんな状態になる」という
確証はないし、
どんな状態になるかは
今考えてもわからない。
だって、
未来のことだもんね。
わかるわけがない。
わからない。
それがまた怖い。
伝えるのは怖い。
でも
伝えないのもツラい。
やっぱ伝える？
でも怖い。
じゃあ伝えない？
でもツラい。
じゃあ伝える？
いやでも怖い。
じゃあ伝えない？
いやでも。
でもでもでもでもでも・・・。
って、
『でも』のエンドレスじゃ
いつまで経ってもモヤモヤしたまま。
モヤモヤし続けて
そのうち
自分の思いを
腐らせてしまうかもしれない。
自分の中に生まれた思い、
伝える？
それともこのまま
腐らせる？
あなたはどうします？
そして
私はどうしようか。
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