京都在住、心理カウンセラーの四方です。
今日は別れから立ち直るためのお話です。
男性でも女性でも、
また、いくつになっても、失恋はつらいものです。
でも、
一般的に男性より女性の方が立ち直るのが早いですよね。
どうしてなんでしょう。
失恋した女性の多くが仲のいい友達に電話したり、
友達と食事に行ったり飲みに行ったりしていろんな話をします。
いかに彼を好きだったか、とか、
自分を振った彼は見る目ないよね、とか、
好きだったけど彼にも欠点はあったよね、とか、
欠点はあったけどやっぱり好き、とか、
寂しいとか悲しいとか悔しいとか、
どんな言葉を使うかは人それぞれですが、
とにかく失恋した、今の気持ちを友達に話しますね。
一方、男性の場合、
あまり失恋したことを人には話さないようです。
一人で悲しい気持ちを抱え込み、
頭の中で失恋した状況や恋人との出来事を回想してしまいがち。
男女で失恋した時の反応はまったく違いますね。
男性は悲しい気持ちを隠しますが、
女性は自分の心情を吐露します。
この「自分の心情を吐露する」ことが立ち直るためには重要なんです。
どんなことでも段階を経て次に進むものですよね。
悲しい別れも同じこと。
悲しみを乗り越えるには「悲しみのプロセス」を必ず通過しなければなりません。
お別れの儀式とも言えますね。
まずはしっかり悲しむ。
次に感情を表に出す。
これをしないとなかなか前には進めません。
自分の感情を否定しない。
自分の感情に素直になってみる。
つらい時、悲しい時はまずここからスタートしましょう。
自分の感情に素直にならないと立ち直りは遅れてしまいます。