shirobakoの感想・レビューです。
この作品はアニメ界を目指してがんばる若き5人の女性の物語です。PAWorksの働く女の子シリーズの第2弾です。
上山高校アニメーション同好会で将来をドーナッツに誓った女の子5人の物語。主人公以外にもほかの4人のがんばりもかっこいい作品です。
今回は声優志望の坂木しずかです。大詰めの第23話「続・ちゃぶ台返し」で思わず涙をこぼしてしまった女の子です。
☆3つの作品でパトラッシュ1匹はこの回によるものが大きいです。
では、これ以上はネタバレ編で。
まだ見られていない方はこちらで視聴できます。
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ネタバレ編
大器晩成。思わずそういいたくなるような女の子です。
上山高校アニメーション同好会の3年生3人組だった子ですが、徹底的に芽が出ない子です。後輩の2年生だった藤堂美沙や1年生だった今井みどりにも抜かれてしまう。
上京した5人が集う居酒屋でバイトしながら、みんなの活躍を応援して、自分もがんばる。でも、役をもらえない。モブ役どころかガヤ役でしかもらえない。
22話では高校生声優が「忙しくて旅行にいけない」というセリフに暗い部屋で安いビールかサワーをのんで「じゃあ、変わってあげようか」と思わず口に出してしまいます。
そんな自分を情けなく思いながら、みんなの活躍を応援するいい子です。この物語では徹底的につらい思いをさせます。
主人公の宮守あおいも気にかけていますが、自分の仕事で忙しくなかなか。。。。
ですが、23話でおおばけします。
三女のヒロインであるキャサリンの妹役として抜擢されます。
そんな彼女がアフレコの挨拶するところで口をあけてびっくりするあおい。まさかまさかの展開です。
三女最大のクライマックスの牧場をのシーン演じきるしずか。
「今、私、少しだけユメに近づけました!」
自分の姿と重ねあわせてセリフをいうしずか
その姿を見て涙が抑えきれず台本で号泣しているところを隠すあおい。
それをみてにっこり笑うしずか。
もうなんどみてもパトラッシュが襲ってくるいい回でした。