今年のアニメ一番は何かといったら荒野のコトブキ隊だと思います。
で、その元となったのが第三飛行少女隊、通称三女です。
三女はあくまで劇中作品。その三女を作ったのが武蔵野アニメーションが舞台となるshirobakoです。PAWAORKSのお仕事シリーズのひとつです。このお仕事シリーズにはずれなしですが、shirobakoはその中でも秀逸です。
某国営放送の朝ドラでアニメーション製作の物語をやっていました。この作品も名作ですがsirobakoのほうが頭ひとつふたつ上ですね。
まず、劇中作の出来が段違いです。shirobakoの劇中作は本当に練られています。主人公の描写を朝ドラでもやってますが、全然深さが違います。朝ドラのほうはそうだよねって感じですが、shirobakoは目からうろこです。
そして、脇役が違いますね。朝ドラのほうはみんないい人。でもsirobakoのほうはだめな人がいっぱい。だけど最後に活躍します。だから面白くなります。
そして、主人公の差。
朝ドラは主人公に才能があります。sirobakoは主人公に才能がありません。つまり、だれでもがんばればなれるんです。そのため、感情移入度が変わってきます。
AT-Xで再放送があり見ましたが、こうやって改めてみると秀逸というのがわかります。
パトラッシュ1匹と☆3つの作品です。