CLANNAD-AFTERSTORY 第10話「始まりの季節」の感想・レビューです。
1週間フレンズ。だと思うのですがマラソン大会の走り方の話がありました。
「つらいマラソンを楽しくするには一番後ろから走り始めるのがいい。」
人生もそうかもしれません。
「クラナドは人生である」
の始まりの話です。
続きはネタバレ編で。
名作CLANNAD-AFTERSTORYの人気Blu-rayBOXです。だいぶ安くなりました。
☆5の感動を美しい映像でいつでも見られる。
それは至福ではないでしょうか。
北米版ですが、画質はよほどあらさがししないと日本語版との
違いはないようです。デフォルトで英語字幕が出るので
リモコンで消す必要がありますが、魅力的なお値段です。
Clannad: After Story Complete Collection [Blu-ray] [Import]
(6,950円 2014年7月現在)
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ネタバレ編
思ったよりも重くない回でした。
でも、渚と朋也が新たな環境で歩き始める旅立ちの回でした。
渚は新学期が始まり楽しくやっているようふるまいます。でも、実際はクラスで友達もできず、演劇部にも人は入ってきません。
そして、朋也はパン屋でバイトをしているといってもプー太郎に近い状態。決して二人の立場は順風漫歩とは言えません。
朋也は渚に隠し事をせず話してほしいといい、渚は朋也君とは楽しい話をしたいという。
見ていて、O.ヘンリーの短編「賢者の贈り物」を思い出しました。彼女の長い髪を梳くくしを買ってあげてたくて、懐中時計を質に入れる彼氏。彼氏の懐中時計に鎖をつけてあげたくて、髪を切り、うってしまう彼女。そして、クリスマスの日、そのちぐはぐさに笑ってしまう二人。二人は実は幸せ。
そんな、思いやりのある二人に心がなごむ回でした。まるで-影二つ-の歌詞のような二人です。
そして、芳野さんに再開して、仕事を得て、アパートを借りる朋也。でも、疲れ果てて寝てしまう朋也。
大きな転機の前に平凡な幸せを見せつけるKeyの手法が垣間見られます。
すこしずつ、坂道を歩く二人ですが、その坂道は登っているのか下っているのか。
次回も楽しみです。