CLANNAD-AFTERSTORY 第5話「君のいた季節」の感想・レビューです。
志麻君と美佐枝の物語です。もう、このルートの2話だけでボロボロ涙出てくる話です。これだけで星4つあげられる作品です。
美佐枝さんが高校生だったとき、付きまとうかわいい男の子志麻賀津紀。美佐枝さんには五十嵐という好きな人がいるのだけど、その五十嵐に美佐枝さんの彼氏と誤解されてします。
怒った美佐枝だが、話を聞くと昔入院してた時に励まされ、お礼に願いをひとつ叶えるためにやってきたという。
別に願いを叶えてほしいわけでないので邪険にする美佐枝だが、付きまとわれるうちにだんだん世話を焼き始める。
そんななか、校門で待っている志麻に五十嵐が現れ、話をする。
「相楽(美佐枝)の気持ちはわかっているが俺には彼女がいる。だから、彼女にそれとなく伝えてくれないか?」
美佐枝につらい事実を伝えなければならない状況になった志麻。好きな美佐枝が悲しむ姿を想像するだけで耐えられない。
そんな悲しい顔をしている志麻に美佐枝は
「ほら何があったのよ。お姉さんに相談してごらんなさい。もしかして恋でもした?」
そう、おどける美佐枝に志麻はうんとうなづく。
「でも、それでどうして落ち込んでるの?」
「僕はその人に悲しい報告をしないといけないから。その人にはほかに好きな男の子がいて、でも、その男の子にはほかに彼女がいるんだ。それを伝えてくれと頼まれた。」
自分のことを言われていると気づかない美佐枝は
「でも、それってチャンスじゃない。その子が失恋のショックで落ち込んでいるところを慰めてあげれば、あなたのことを好きになるかもしれないじゃない。」
そんな美佐枝に志麻は叫ぶ。
「そんなこと思えるわけないよ! その人が好きなのに、その人が悲しい目にあうのにチャンスだなんて」
そして、その後ろには彼女を連れた五十嵐が。
自分のことだと悟る美佐枝。
このシーンが夕日に照らされた橋の上で流れます。まるで秋の紅葉の中のように繰り広げられます。この場面は本当にきれいで印象に残るとともにうるうるしてきます。思い出のセピア色なんですね。
しかし、本当に心やさしい志麻君です。
そして、次回予告で「願いが叶う場所」がながれます。この曲が流れる予告編は次回は大切な回だよという特別メッセージです。
このつづきはタオルを持って第6話にて。
さて、このとてもきれいな第6話には壮大な伏線が張られています。願いをかなえる光の玉の話がでてきます。冒頭の幻想世界の中でも出てきます。
ゆっくりと物語は結末に向かっていきます。
相楽美佐枝 【C】 CL-WE07-18-C [weis-schwarz]《ヴァイスシュヴァルツ CLANNAD収録カード》
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