9.Refrain(リフレイン)-ネタバレあり- まさかの大修正版 | 隠れ鍵っ子の泣きアニメの懺悔日記

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人には他人には言えない趣味があってもいいじゃないですか。社会的な地位、ご近所様に対する世間体。本当はそんなくだらないことにとらわれたくないけど、やっぱり気になるから人には言えない。だからブログで懺悔します。実はKeyで涙腺崩壊するのが趣味なんです。

 Refrainのレビューの修正版です。いきなりネタばれ入るのでご注意を。



 Refrainもう一度やり直して、まさかの展開になりレビュー大修正です。



 CLANNADと比べて、かなり落ちると思ったこの作品、落ちていたのは作品でなくて私の方でした。



 Kanon、Air、CLANNAD、智代アフターと続く流れとは明らかに一線を画す作品です。そのため、比較することが意味がないと悟りました。多分、CLANNADとリトバスでは好きな人の層が違う気がします。ABに近い作品ですね。ABを気に入った方はお勧めの作品です。Keyの作品の中でCLANNADと双璧といわれる理由がわかりました。CLANNADの「人生」とか「家族」とかと違って、「友情」なんですね。ギャルゲーのくせに恋愛でないところで感動させられるとは。



 以降はネタばれです。実際にゲームをやられてから来られることを強くお勧めします。








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まず、鈴ルートが3周あることに気づきませんでした。2周で終わったつもりになってえらそうにレビュー書いてました。3周やってやっとわかった感じです。完全に友情がテーマのゲームなんですね。



感動シーンを整理します。



①真人が理樹に倒されるシーン



 ギャルゲーで男に泣かされるとは思ってもみなかったシーンです。真人って馬鹿やってる割には大人なんですよね。次のシーンと合わせてRefrain最高のシーンの一つではないでしょうか?



②真人が消えるシーン



 「この球をとってしまったら行かなきゃならないな」的なセリフのシーンです。ABをほうふつさせる大人の真人のセリフです。謙吾と恭介がちょっと感情を前面に表し過ぎたのに比べて、抑えて表現している分、感動的です。ABの最終話とかその前とかに相通じる話しで、大感動でした。



③小毬が消えるシーン



 鈴には女友達がいない。それは実は嘘。鈴には小毬という親友がいる。それを忘れていた鈴。最後に思い出す鈴。そして、小毬ちゃんは、自分の持っている星のリボンの一つを差し出し、「お願い事一つ。りんちゃんもちゃんと笑っていられますように」とお願いする。パトラッシュ来ました。小毬ちゃんと鈴の友情。特に、周りの人の幸せが自分の幸せにつながるという小毬ちゃんの理論。だから、自分が死ぬ間際になっても、鈴の幸せを願う小毬ちゃん。小毬ちゃんのキャラがすごい立ってて、大好きな女の子になりました。



④鈴がみんなを救うと決心した時



 自分が笑えるのは、小毬ちゃんが笑える時。そう言って、小毬ちゃんたちを逝かせないで救うと決心した時。鈴と小毬の関係を際立たせるシーンです。頼りない鈴がすごいかっこよく思えたシーンです。ここから大逆転が始まる。Refrainの一大転機になったシーン。思わず、こぶしに力が入るシーンです。



⑤理樹と鈴が短い別れのシーン



 みんなを救って、やり遂げた後のある日の放課後、鈴と理樹が二人で寮まで帰るシーン。寮に帰って夕御飯を食べるまでの間のしばしの別れ。でも、このまま、会えなくなるんじゃないかと思う鈴。いままでの経験から、当然そうなってもおかしくない場面。だけど、やり遂げた二人には幸せが待ってる。夕食も次の日の朝食も二人が会える幸せ。こんな当たり前のシーンが感動させられるのがすごいです。


この③④⑤は3周しないとよくわからなかった話です。(⑤なんて出てこないですからね)



そして最後は



⑥ワゴンで海に行くシーン



 もう、リトルバスターズのテーマソングにのって始まるエンドロール。まるで映画のラストシーンのようでした。感動のシーンですね。そして、よく見ると、誰が誰の隣に座ってるのか。理樹の隣は運転手の恭介。バカふたりは屋根の上。でも、真ん中の席に鈴がいて、その隣に小毬ちゃんがいる。そう、もしかしたら、このゲームは鈴と小毬ちゃんの友情の物語。そう思えてくるシーンでした。



 さて、これから残り3人のルートに入ります。その3人の個別ルートが面白いと聞いています。ゆっくりとですが攻略してまた、レビューしていきたいと思います。



ではでは。