#111 舵を取る 6 | 心の赴くままに

心の赴くままに

これから先のことが不安、人生のどん底で身動きがとれない
そんな心に光を灯す
人生を最高に愛する秘訣をお届けします

このブログを書き始めて、間もない頃

厳しい状況になりそうだと見え始めました。

 

そして、#80にある様な状況が

9月いっぱいまで続きました。

 

この期間に私が味わった感情は

厳しい状態が続く事への「恐れ」

その結果としての将来の「不安」

今ある幸せが崩壊してしまうのではという「恐怖」

でした。

 

これらの感情を突き詰めると、そこには

「自分にはどうする事もできない」(セルフイメージ)

「状況は変わらない」(環境に対する諦め)

という「ものの見方」があった様に思います。

 

これらは、#107にある様に

「無力感」の根底にある2つの要素と同じものです。

 

言ってみれば、この2つが

私たちの人生を制限している大きな要因

(リミッティングビリーフ #51、#52)ではないでしょうか。

 

私は以前のどん底の時や、今回の長い期間にわたり

「恐れ」「不安」「恐怖」を味わう中で

 

#37にある「安心感」が、

幸せな人生を生きる上でいかに重要かということを

ひしひしと感じました。

 

そして「安心感」に欠かせないのが

「自分の働きかけで、状況を変える事ができる」という

「自己効力感」だと感じました。

 

私の経験を振り返ると

「無力感」の中にいる時、解決策への視点が

「自分にはどうする事もできない」「状況は変わらない」

という捉え方をしている為に、

とても狭く限定的だったと思います。

 

本来、目的を達成する為の方法や道筋は

無数に存在しているのですが、

「常識」や「一般論」に囚われてしまい

選択肢が極端に少なくなってしまうのです。

 

しかし「自己効力感」を持っていると

#110にある様に「(状況を)克服する意欲」がある為に

あらゆる方策を模索することができ

それが状況の打開に繋がっていくのではないかと感じました。

 

そして高い「自己効力感」すなわち

「自分は状況を打開する事ができる」(セルフイメージ)

「状況は変えられる」(環境に対する認識)

という感覚を持つことができると

 

何が起きても、どんな状況でも

それを乗り越えていけるという「安心感」に

繋がるのではないでしょうか。

 

そして今回、私は強烈な「恐れ」「不安」「恐怖」を

体験する事によって、その反対側にある

 

自分の本当の願いを浮かび上がらせ

明らかにする事ができました。

 

そう考えると、人生の苦難やどん底は

自分の心からの望みに気付くための

「ギフト」なのではないかと感じています。