10年前の2014年2月
この年は2月に関東で大雪が2週続けて降りました。
営業先から会社へ戻る途中、大渋滞にハマり結果8時間の立ち往生↓↓↓
翌日、父親が脳梗塞を発症し入院する事になります。
入院した事を家族に知らせるため自宅に戻ると、我が家だけ敷地の駐車場は雪かきをしてない状態でした。
当時、小学4年の双子の息子達と雪かき終え部屋に戻ると、元嫁から話しがある言われました。
「離婚してほしい」と言われました。
この1年半前から夫婦仲は悪く、まともに会話をする事はなくなってました。
家族が倒れた翌日の離婚の申し入れは、普通は考えられないです。
この日から私は、階段を転げる落ちるように心身が疲弊していきます。
2ヶ月後、元嫁家族に子供を連れ去られました。
その2週間後、最初の離婚調停で私はDV加害者とされてました。
その1年後、堪えていた心身に不調が現れ精神科を受診。
結果【うつ病】と診断されました。
主治医から休職の指示がありましたが、逆に休職した事で更に心身の不調に拍車が掛かった事を覚えてます。
当時、父親の入院費約10万を私が負担をしてました。
妹が2人居ますが1人はニート、1人は世帯持ちですが低所得の貧困家庭。
父親の倒れた時の預貯金は40万、母親に至っては3000円。
それに加え双子の息子達の養育費、住宅ローン、自身の生活費。
傷病手当なんかで到底足りる訳もなく、お金の心配が頭から離れなくました。
どうすればお金を捻出できるか…
片っ端から家にある売れるものをヤフオクやメルカリ等のフリマアプリや、リサイクルショップへ持ち込んだりしました。
とわ言っても大した額にもならず、趣味の鉄道模型のジオラマを作製して売り出したりと…。
材料費は極力削っては500円程ですが、それでも↑↑↑の様な額でしか売れず…。
月末になると母親から「今月のお父さんの入院費は○○万円です。よろしくお願いします。」ともはやATM状態。
その後はクレジットカードのキャッシング、アコム等といった消費者金融に手を出してしまい、借金を借金で返済する負のスパイラルに。
当時は会社も満足に行けない状態で既に傷病手当の期間も終了。
私が父親の入院費を1人で負担するのは当たり前だと考える母親や妹なので、ならば私が居なくなればいいのかと思い、片道の電車賃だけ持ち富士の樹海へ行きました。
運が悪いのか運が良いのか、パトロールしてる方に保護されました。
数ヶ月後、父親は亡くなり入院費の支払いは終わりました。結果的には5年間で600万を支払いました。
それでも、キャッシングや消費者金融の支払いは残っており、いよいよ首も回らない状態となり自宅売却を決意。
残債1500万円でしたが1900万で売れ何とかオーバーローンにはならずに。
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新築で購入し築13年で売却(売却前4年間は1人で暮らす)
父親が亡くなり入院費の支払いがなくなった事、自宅売却でキャッシングや消費者金融分の借入返済に目処が経ち、気持ちも少し上向きになるかと思いました。
しかし、疲弊し過ぎた心身の回復はもはや手遅れというか、何種類もの抗精神薬を試しましたがどれも効果は現れない状態。
会社も月に10日も出勤出来ない状態が何年も続けば、自然と居ずらい状態にもなり自己都合で退職する事に。
その後、同業他社に運良く採用されるも体自体が動かない事が多く、結果3ヶ月持たずに解雇。
更にうつ状態が酷くなりました。
もはや働けない状態にまで身体は悲鳴をあげ、精神科の主治医から障害年金を受給する事を勧められます。
主治医からは2級受給の要件は満たしてるとの見解。
私も年金を受給しながら、もう一度生活設計を立て直す事を考える様になりました。
最寄りの年金事務所に予約を入れ、10日後に訪れる事にしました。
10日後の2019年11月5日、年金事務所へ行く当日の朝4:20に脳梗塞を発症しました。
身体に異変を感じ119番をしましたが、あれだけ居なくなりたいと思っていたのに、必死に死にたくない思いで救急車を呼んでました。
その時「あ、俺、まだ生きたいんだ」と思いました。
その後、何としてでも元の身体に戻る目標を持ちリハビリを頑張ってました。
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リハビリ病院での予定表
発症してから52日後の2019.12.25に退院しました。
退院後は真っ先に障害年金受給への行動をする様にしました。
それと同時に週3日の通所リハビリや前年度に自宅売却をした事での確定申告、障害者手帳の申請など他にも同時進行する事か多くありました。
目の前にある、しなければならない明確な目的や目標がある事で、一時的に鬱の症状が寛解したような感覚もありました。
退院して3ヶ月後に無事に障害年金を申請する事が出来ました。
年金の審査中、先に障害者手帳を取得する事が出来ました。
手帳は精神2級、身体6級でした。
申請から3ヶ月後、年金の審査が終わり年金事務所から通知がありました。
結果は2級を認定されました。
その後は自治体の就労準備支援に2年間お世話になり、一昨年から就労継続支援B型事業所に通所し現在に至ります。
10年で落ちるとこまで落ちましたが、また少しづつ階段を登る様に人生をやり直してます。
今後も頑張り過ぎずに、頑張ろうと思います。
ここまで読んでくださった方へ。
長々と纏まりのない文章を読んで頂き、ありがとうございます。