いつにも増して長文です。。
先日、つみきの会のメーリングリストで要約するとABAで伸びる子とそうでない子の違いについて質問された方がいました。
親としては、今できることを精一杯頑張ることが第一ですが、やはり一般的に成功例とされる方々にどんな秘密があったのかは、気になりますよね。
私も、似たような質問をエージェントの先生にした事があり、その時言われたことを備忘録も兼ねて纏めてみました
最後と途中途中に私の考えやさーちゃんに関することも入ってます(小さい字のところ)
長いので、興味ない方は小さい字は飛ばしてください
正確に言うと、私が質問したのは、
『先生から見て、さーちゃんはお喋り出来る様になると思いますか?』
でした。
何とも答え辛い質問をしたもんだなぁと今は思いますが、先生は快く、淀みなく答えてくれました
一言で言ってしまうと、答えは『分からない』でした。詳しく説明しますね。
やはり、ABAでどれくらい伸びるか(定型発達と同程度になる)というのは、知的障害や自閉症の程度にもよるのは避けられません。
さーちゃんも軽度知的障害と診断された事がありますが、
(2歳半時点。現在はどの程度かは分かりません)
高機能とされる方々でも幼い頃は知的障害があるように見えたり、実際そう診断されるケースもあり、先生はまだ分からないですよ、とおっしゃっていました。
しかしながら、高機能とされる方で、ABAのカリキュラムを全部修了した方でも話すスキルはあるのに、自発的に殆ど話さない方もいらっしゃるそうです。
それは本人の素質による部分が大きいと先生はおっしゃっていました。
具体的には、人が好き、人と関わりたいという意欲で、ABAで改善させることも勿論出来ますが、どのくらい開花するかは、本人の生まれ持った素質が大きいとのことでした。
その点で言うと、さーちゃんは根本的には人に興味があり、人と関わる意欲があるように見えると言われました。
そこには希望がありますね。とおっしゃってました。
親の関わり方としては、ABAを出来るだけ精一杯やるのは前提として、大幅に改善された方(どの程度の改善かは不明)の一例として、以下のようなことをしていたそうです。
●その子が定型発達の子(お喋りが普通に出来る子)のように話しかけ続けた。
●毎日絵本を読み聞かせした
もちろんこれをやれば必ず改善するってことはないと思いますが、声を聞かせ続ける、関わろうという姿勢を見せるのが大事なんだとおっしゃってました。
これってどちらも続けるのは難しいですよね反応がない子に話しかけ続けるって。。
だけど、このお母さんはずっとやり続けたそうです。
あとは、定型発達の集団に入れること。
これは以前からブログに書いてきたことなので、省略しますね。
ここから下は私の考えです。
先生から『どれくらい伸びるかはわからない』と言われたときに、私が感じたのはマイナスではなく、プラスの気持ちでした。
可能性を秘めてる、と受けとりました。
先生は、過剰に期待させることは言わないけど、最終的に私がいつも前向きになるようにお話をしてくださるので、先生のカウンセリング力の技量の為せる技だと思いますが、、
私が大事なのはさーちゃんが幸せになることです。
絶対定型発達と同程度にされると言う自信は無いけど、一緒に幸せになりたい、なるという自信はあるので、そういう意味では不安になる事はないです
そこさえブレなければ、あとはなるようになるかな、と思っています
長くなりましたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました